返せない処の恩5日続けて40度を超える高熱が出て会社を休んだ事があって独り暮らしでの病床だったものだから割と難儀してたその時に心配して電話してくれたり食べ物買ってきてくれた先輩がいてその人とは職場でも会うたびにつまらない冗談言い合うような仲だったのだけれどその時とてもお世話になって助けられた事はまだ記憶に新しいその人が体の不調で急逝されたのがその少し後で今自分が彼にしてあげられる事なんてもう無くて家まで線香あげに行くのも何か憚られるような空気だったものだから時々こうやって独りで考え事してる折にふと思い出すと静かに瞑目して悼んでたりする一弦