と言っても一般の人にはあんまり関係ない話なのですみません。「RED」と言うシネマカメラが届きました。もう半年も前から注文していたのですが、このカメラは今僕たちの業界で革命を起こそうとしています。何せフルサイズの３５mmセンサー内蔵の４Kデジタルシネカメラです。ちなみに今のフルハイビジョンと言われている企画でもせいぜい２K。なので倍以上の画質なのです。今までは映画やPVなどはフィルムで撮影していたのですが、とうとう動画の世界もデジタルの波が押し寄せています。もちろん普通の人はハイビジョンで十分だと思うのですが、最近のデジカメやハイビジョンカメラの欠点はCCDのサイズが小さいとこ。問題はボケ味が奇麗な映像が撮れない事なのです。DOF：depth of field,要するに被写界深度が深すぎてピンが前から後ろまできてしまうことからフラットな絵になりがちだったことです。ただフルサイズのCCDの場合往来のフィルムカメラの用に奥行きのある「絵」が撮れるようになるので僕たちみたいなアナログっぽい絵を求めるカメラマンからは重宝されます。それになによりこのカメラの凄さはコスト。一番近い競合と言えるのがソニーのF３５。これはまだ日本に２、３台しかない完全なプロユースのシネカメラ。最近の邦画の撮影などではひっぱりだこなのですが、買う事は出来ません。買えたとしても軽く５千万はするでしょう。このREDの凄さは映画を撮れる画質のカメラを１７０万円で買えてしまう事なのです。ちなみに僕が雑誌や広告などで使っている4500万画素のデジタルスチルカメラは４００万円もするのでそれよりも安い！正直ありえません！！！次撮る映画やPVはもちろんこのカメラでやってみたいと思っています！

興味ある人は下のリンク見てください：
www.red.com

RED到着！！