今更この時代に、フィルムカメラを始めてみた。
厳密には始めてみようと思う。

私は写真を生業としており、どっぷり写真に浸かった生活なのだが、仕事として始めた時から使っていたのはデジタルカメラだった。

フィルムカメラは使ったことは一応あるが、写ルンですがそのメインで、一眼レフでフィルムで撮った経験は数えるくらいしかない。

中学生の時、選択授業でクラブ活動があり、入りたいクラブがなくて楽そうだからとカメラクラブに入った。
そのクラブでモノクロの現像からプリントまでを経験したのだが、とにかく面倒臭いのとせっかくのカメラクラブなのに真面目なものしか撮らせてもらえず、全くつまらない経験の記憶しかない。

その私が今更のフィルムカメラである。
自分の作風に新しいものを求めて、たまたまネットで見かけた一枚の写真。

それは正方形のモノクロ写真で、中判フィルムで撮ったものだった。

「これだ!」

そこに使われたカメラ名はのっていなかったのだが、中判カメラに一気に興味が湧いた!

そこから、ひたすら中判カメラを調べたのだが機械式カメラという言葉が心に引っかかる。
一時期、機械式時計にハマったのだが、それと同じでメンテし続ければ半永久的に使えるのだ!!

そして、例の1枚の写真を撮ったカメラをたまたま見つけてしまった。

Rolleiflex 2.8C

このカメラに恋をしてしまった。