みなさまこんにちは。
はじめまして。
大島朋恵(おおしまともえ)といいます。

劇団ロオル関連公演に参加するのは、
2022年05月の
mono drama live vol.1 【 ROLE 】
に続き二度目となります。

【 ROLE 】は、
本山さんが書いた一つの一人芝居をいろんな女優が演じるという企画で、
そのときわたしは
【 ROLE 】という本が、演じるひとによってぜんぜん違うお芝居に仕上がっていくのをわくわくと眺め、
同時に、本山さんの書く本の強度に感激したのでした。

そして。
こんかいは会話劇なわけですが。
こんかいもやはり、その強度と柔軟さが遺憾無く発揮されているようにかんじています。

複数人が関わる会話劇だからこそ
演じるひとと組み合わせによって質感や方向性が変わり、
それを踏まえて演出がついてまた分岐して。

まるで、本が種子で、
そこからすくすくと、おおきく枝を広げて育っていく樹のようだなぁとおもいます。

ぐんぐんすくすく、おおきな、そしてつよくてやさしい樹に育てます。みんなで！

そしてそして。
さいきん、
「新詩劇」
というジャンルを打ち出したロオルさんなんですけれども、
文字情報だけでは伝わりきらず、俳優の身体を通すことで完成するタイプのお芝居をこんかいやっていて。
せんじつ、わたしが演じる役について、本山さんとお話しする機会があったのですが、
そのときに、
稽古を通して本山さんが引き出そうとしてくれてる「おおしまが演じるこの役」っていうのは
本山さんが見つけ出してくれた、紛れもないわたしの分身なのだ……！
ということをつよく感じてなんかそのあとずっと涙目になっちゃってたのは内緒です。
愛だなぁ。うれしいなぁ。

そんなわけで、
本山由乃作品に関われてわたしは、
とてもうれしいです。

念のため書き添えますけど、
作家本山由乃
も
演出家本山由乃
もすきだけど、

女優本山由乃
も
わたしはだいすきですし、

読みにくいといやなのでこの文章では「本山さん」て書いてるけど普段は親しみを込めて「よしよし」って呼んでます。

いいものをつくります。
いい樹をね。

是非、劇場へいらしてくださいね。
お待ちしております。

劇団ロオル派生プロジェクト
LORE.ｐ　2nd Project
「迷い羊はつきあかりに」

2023年8月16日(水)～20日(日)
小劇場楽園

 TICKETご予約（劇団扱い）
公演特設ページ

つきあかりに。／大島朋恵