聖夜

揺れる月

白い星達に囲まれて

眠る君に

キスをした

性夜

濡れた髪

潤う瞳で見つめる君

段々と

求める言葉が切なく響いて

白い世界に二人で蕩けた

わがまま

頑張れ


と


無責任な言葉を投げかけるくらいなら



ちょっと痛いくらいのの力で


抱き締めてよ

侵犯

心の襞のひとつひとつに

君が染み付いていて


君以外のことには
たいした興味が湧かなくて



俺は

侵されていると理解した

UPDOWN

浮いて

沈んで

沈んで



浮いて


僕は




君という波に



遊ばれているよ

魅

その眼



その唇





意志は硬いが

俺は



立ってはいられない

air

二人の空気は

そこに

愛があるかどうかで

心地よかったり
いたたまれなかったりして



いつまでも
ぬるま湯な訳じゃない

君の泣き顔は綺麗だ

君は

僕が君の代わりに泣くことを嫌うから

僕は

それを知っているから

君が泣いている時は

僕の代わりに泣いているのだと思おう

純愛

不器用に愛することが

純愛だろう。

ＴＲＵＳＴ

疑うことで
壊れるもの





たくさんある


疑うことで
作れるもの





ひとつもない


信じることで
作れるもの





たくさん
たくさんあるから