平成の三四郎
柔道の古賀さんの訃報が先日流れた。53歳、私と同じ年。亀山商工会議所青年部の基調講演に来ていただいたことがある。柔道の話を中心に、オリンピックや世界大会の話をされて、明るく楽しい方だった。引退して間もないころで、本物に会える嬉しさに感動しました。引退が2000年で、来てくれたのが2002年。柔道の鋭い眼光や、機敏な動き、さぞや厳しい方だろうと感じていたが、案に相違して、優しく、気さくな方で、同じ年だと話をすると「タメで行きましょう」と言ってくだけてくださり、仲良く話をさせていただいた。講演は、亀山市の文化会館の中央コミュニティーでした記憶が残っている。なぜ?大ホールではなかったのだろう?パイプ椅子を並べ、三重県下の青年部の面々が集まり、一部を一般公開にしておよそ400人くらいの聴衆だったと思う。私は実行委員長だったと思う。古賀氏の送迎から、宿泊までの準備に宴会の予約まで、自分ではしていないが指示を出していたと記憶している。宿泊は、津駅のアストで、地下の海鮮居酒屋で、30人程度で古賀氏を囲んで飲んだ記憶がある。「注がれた酒は断りません。」みんなが酒を注ぎに行くと「ただし、返杯は必ず受けてもらいます。」と叫んで、すべて飲んでいたのを思い出す。この会場でもいろいろな話をしていただいたが、講演会では話すことのできない内容も多く、驚くことや、信じられないような内容もあった。でもなぜか、スポーツ選手が身近に感じられる話を聞かせてもらったと感じた。話術も柔道もうまい、自画自賛していた。そして、書道の腕前も、私もシャツに書いてもらったのが残っている。その場で、シャツを着たままで、背中に書いてもらったものだ。体育会系のノリ といえばそんなものだが、とても優しくサービス精神があり、気さくな柔道家だった。いつまでもあの笑顔で元気に柔道をしているイメージがあったのに、訃報に接し、とても悲しく感じた。ご冥福をお祈りします。