久しぶりの更新です。

 

京都議定書、パリ協定、COP25など、

環境問題、とくに地球温暖化対策に関する

ニュースがテレビやネットで頻繁に

取り上げられるようになりました。

 

私は、深刻な問題として憂慮しています。

 

私の寿命が尽きるまでには、

夏が多少暑さを増す程度で済むかも

しれません。

でも、その積み重ねは次世代を担う若い人たち、

子供たち、これから生まれてくる

新しい生命に大きなツケを残すことになります。

 

「温暖化で北海道のコメがうまくなった。

悪いことばかりではない」などと仰られた

政治家の方がいらっしゃるようですが、

聞いていて溜息がでてしまいました。

 

とにかく、私たち一般市民にできることは

限られていますが、少しずつでも

脱炭素に貢献したいと思っています。

 

まず、できる限り車を使わないよう心掛ける

ようにしました。

最近は、電気自動車や燃料電池自動車などが

出ていますが、燃料ステーションがまだ充実して

いないため、まだ普及しているとは言えません。

 

なので、移動はできるだけ徒歩や自転車を使い、

長距離のときには公共交通機関を使うように

しています。

最近、ガソリン代も高いので、家計にも優しいです。(^^)

 

そんなこともあって、最近自転車に乗る機会が

増えました。

乗る機会が増えて、あらためて感じたのですが、

日本の道路って自転車にとってはすごく走りにくい

環境です。

道路交通法では、自転車は自動車と同じ道路を

走ることが義務付けられているのですが、

交通量の多い道路で、自動車と同じ車線の

真ん中を自転車が走れば、途端に車の大渋滞を

引き起こしてしまいます。

ですので、通常は左端を走ることになります。

 

この左端、酷いもんです。

もちろん、県や市、町によって程度の差は

ありますが、舗装がされておらず凸凹なところが

すごく多いんです。

道路に水が溜まらないように道路の両脇が

低くなっているのは理解できるのですが、

水を逃がすための溝があちこちにあるので、

その繋ぎ目なども、危険です。

ひっかかって道路側に倒れこんだりしたら

命にかかわる事故に発展する可能性だって

ありますよね。

 

それと、道路がきれいなのと凸凹なのでは

進むのに必要なパワーが違います。

自動車だとガソリンや電気などの動力で

進んでしまうのでわかりにくいですが、

自転車の場合は、舗装の行き届いたきれいな

道路では、少ない労力で進んでいきますが、

凸凹だと、なかなか進みません。

上り坂なら猶更です。

 

そんな状況なので、近距離でも自動車通勤から

自転車に切り替えてみようと思う人は

なかなか出てこないのではないかな。

 

CO2削減の一環として、国として、自転車に

優しい道路の実現をお願いしたいなあと

考える次第でございます。