こんばんは
今日は生花正風体の形について
お話します。
お稽古でこんなことがありました。
花材はお二人同じもので
さんしゅうと撫子の
生花正風体二種生け
持ってこられた器はお一人は
広口の鉢。
それとは対照的に
もうお一人は
スラッと背の高い細めの花器。
そして
生け上がったのは
鉢の方
スラッとした枝が多く出来上がりが
スマートな印象です。
こんな生花の花の形を「真の花形」といいます。
横に広がっています。
こちらは「行の花形」と言います。
実は
スラッとした真の花形にはスラッとした花器を。
行の花形には
鉢とか御玄猪などの花器を使うという
生花正風体の決まりがあります。
なので、
出来上がった二つのお花を
交換してみます。
器とお花がしっくり合っていますよね
お稽古では
限られた花材の中で
生けていかなければならないので
なかなか決まりに当てはまらないことも
多いのですが、
対照的な枝ぶりの花材と
対照的な花器のおかげで
花形についてお勉強ができました
真VS行でした
他に「草の花形」もあります。
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