今回は前回の続きとなるもので文章が中心となるので、前置きはなしで本題に入ります。


前回の記事はコチラ


ぜひこちらをご覧になってから今回のをご覧になっていただければと思います。


動物の倫理的扱いを求める人々の会(アメーバニュースでは国際動物愛護団体と記載。以下「PETA」と表現)についての最近の活動についての話です。

その時のアメーバニュースについてはコチラです。




●バトルについて


恐らくPETAが「虐待」と指摘している点は主にこれでしょう。


ここもトレーナーとその他(悪の組織)とでは違いが出てくるでしょう。


○トレーナー


よく言われているのは


「自分のポケモンを理解するため」

「お互いを理解する」


です。


バトルはトレーナーは勝ちたい!

もちろんポケモン自身も勝ちたいと思う気持ちから共に戦うという気持ちでバトルをします。


向かっているベクトルが同じというわけですね。

アニメでは特に倒れそうになりながらも必死に立ち上がり逆転したり、新しいわざを覚える、進化して強力になったりします。


そのポケモンのガッツが試される時ですね。

その時にそのポケモンの性格などがわかるし、トレーナーも頑張ってほしいというそのポケモンに対する気持ちがわかるのだと思います。


要は


本能、本性がむき出しになりやすい


のがバトル。

だからこそお互いを理解する事が出来るのだと思います。




○悪の組織


完全に野望を果たすための手段としてポケモンを利用します。

だからこそポケモンが負けると


使えない!


というのでしょう。


会社組織の主従関係に似ていますね。

会社は社員を大切にするという事はよく言いますが、最近の企業の人員削減などのニュースを見る限り、やはり社員は駒なのかなと思います。

人件費はかかるので、ある程度は理解しますが。

でも会社が悪の組織だって言うつもりはありませんよ。あしからず。


ポケモンを一つの生命として見ていない表れでしょう。


前回の記事でも書きましたが、完全に主従関係です。

ポケモンはそう思ってないでしょうが、悪の組織の人間側は道具のような考えでいます。



ただ、悪の組織全体がと言うつもりはないです。

改心してポケモンを大切にしているプラズマ団員もいたし、アニメではロケット団でおなじみのムサシ、コジロウは自分のポケモンを大切にしています。

ムサシ、コジロウは「何やってんだよ!」って言う事はありますが、自分のポケモンをなじったり、責めたり、悪く言うことはありません。むしろその点ではポケモン想いでトレーナーと近い部分があります。



やはり前回にも書いた


対等か否か


なのでしょう。


これがトレーナーとの大きな違いです。





○虐待にあたるかどうか


まずトレーナーの所で考えると、


同じベクトルを向いている


点では、スポーツで言えば、コーチと選手の間柄がそうでしょう。


プロ野球で言えば(違う点があったらすいません)

ヘッドコーチ、ピッチングコーチ、打撃コーチ、守備コーチ、走塁コーチ

など多数います。


これが行き過ぎて「虐待」と称される事もあり、高校野球で有名な某高校は一時期出場停止にまでなったくらいです。

ただ、行き過ぎという話であり、ポケモンバトルが「虐待」とすると、スポーツのコーチ・選手という間柄も「虐待」と言っているのと同じ事になります。

PETAがこれを「虐待」というならおかしい話です。


違いはポケモンは人間じゃない事。

人間 対 非人間

という構図があるから虐待と思われるのかもしれません。


極論を言えば、PETAの言うとおりで考えると、サーカスのライオンの火の輪くぐり、もっと言えば動物園のアシカショーも虐待になってしまうわけです。

これは行き過ぎると虐待に当たるのでしょう。


これを言ってしまったら、CMに出てくる某電話会社のワンコも虐待に当たるわけで、これを虐待と言ってしまったらこの世の中虐待にあふれているという事になります。




だからこそ虐待の定義として


長期間にわたる暴力、日常的ないやがらせや無視などの行為

(参照 ウィキペディア)


があるのでしょう。

動物虐待の定義も


動物に対する虐待(加虐行為)のことウィキペディアより抜粋


とあります。

動物の存在を無視したような行為が認められないという事になりますね。



ですが、ポケモンの場合、これは複雑になります。

ポケモンは自分でモノを考え、判断する能力があります。

人間の気持ちや感情を感じ取る能力もあります。

だからこそ、ポケモンは動物ではなく「不思議な生き物」と称される所以でもあるでしょう。











ポケメンデイズ ~ポケモンだらけのBlog~
こういうの読むと疲れますよね。

僕も今回の記事はさすがに書きながら疲れます(笑)










○なぜポケモンは悪の組織に従っているのか


という疑問が上がるはずです。

悪の組織は道具のような扱いをするにも関わらず、ポケモンは指示に従う。

自分で自己判断できるなら反旗を翻すはずです。


でもしない、なぜか?


僕なりの解釈ですがポケモンは


クリアな存在


だからだと思います。

何にも染まらないクリアな存在。

無色透明ですね。


余談ですが、カラーセラピーにもあります。

意外に思われるかもしれませんが、「クリア」という無色透明なボトルがあります。

僕の持っている資格のセンセーションカラー(1色ボトル)にはありませんが、オーラライトカラー(一般によく知られている2色ボトル)にはあります。

3色ボトルのトリコロールカラーというのもありますが、これにもあります。



トレーナーがそのクリアな色をいろいろな色に染めていくのです。

そしてポケモンもそのカラーに変化していく。

だからこそ悪の組織のポケモンは、持ち主の団員を信じて指示に従うのでしょう。


一部自分の意志を持ち、自らの意志で行動するポケモンもいますが、それは少数で限られています。


クリアな存在だからこそ、人間側がちゃんと考えないといけないわけです。

クリアだからこそ、人間に虐げられてもそれに耐えているポケモンもいるわけです。


アニメではサトシの手持ちのほのおタイプのポケモンはこのパターンが多いです。


ヒトカゲは、元のトレーナーにある場所で待つように命じられて雨が降って死にかけながらもずっと待っていた。

ヒコザルは、ヒコザルの本当の力を引き出そうとしたトレーナーのシンジにバトルで負傷しながらもシンジの指示通りにバトルした。

ポカブは、紐でつながれて捨てられ、口に紐が絡まって食事が満足にできずやせ細りながらも、そうした張本人であるスワマには悪い感情を持っていなかった(これにはスワマが口車に乗せたという別の理由もありますが)


これはクリアな存在だからこそ、トレーナーを信じていた例だと思います。

自らの意思決定権をポケモンは持っていても、正しいと思われる行動をしないというのはここにあるでしょう。



○じゃあ虐待なの?


といった問題に戻るかもしれません。


これは完全に

程度の問題

そのポケモンと対する人間の問題

です。


ウィキペディア、動物虐待の「概要」の冒頭にも「加虐する側の性格的な問題も見られ」と記載されています。

動物もクリアな存在と思われます。

となると、それと対する人間が彼らの色を変えていく存在となるはずです。


虐待とみなされるカラーで染め上げれば虐待となるでしょうし、愛情を持って対すればそのカラーとなります。

だから

程度の問題、そのポケモンと対する人間の問題

なのです。


故にポケモンとトレーナーの関係全てが虐待とする考えはおかしいということになります。




○まとめ


言うまでもないですが、PETAの内容は間違っていることになります。

そういった部分もあるでしょうが、大げさにとらえ過ぎの内容、明らかに悪意があります。


今まで書いてきたように、虐待とはかけ離れたものであり、対応する者の程度の問題というのはわかっていただけたのではないかと思っています。



ただ、今回の内容はポケモンと、そして非人間との生命と関わる事を考えるいいきっかけになったのではと思います。

ゲームの「ブラック・ホワイト」でもジムリーダー・芸術家のアーティがプラズマ団のボス・ゲーチスにプラズマ団の存在を

ポケモンとの関係を考えるいいキッカケだった

というような事を言っているシーンがあります。


まさにその通りです。

PETAがリアルプラズマ団と他の方から言われているように、僕らにとってもいいキッカケではないかと思います。

僕もいろいろ考えるきっかけとなって、いい機会をもらったと思っています。





以下、雑記のような感じです。


○感情的に考えてみる


ポケモンオタクの僕からしたら、

ふざけんな!

って話でした。


ポケモンが虐待!?

アホな事言うなよと。

クレイジーな組織だなと思いました。



○動物愛護を訴えるなら


他にやる事があるはずです。


医薬品・化粧品の動物実験。

医薬品の分野では多少は必要だと思っています。

承認される前の非臨床実験として、あらかじめ知ってかなければいけない情報として動物実験はあってしかるべきと思います。


ただ、生命を扱う以上最大限の配慮をもって行うのは当然だと思います。


そして化粧品分野では過度な動物実験が非常に大きな問題になっています。

そこにもっと注目して、せっかくの団体なのだから行動していけば多くの人の支持を集めるのではと思います。



○これが狙いなのかも


僕らポケモンファンが怒ってPETAの活動を批判するためのブログやツイッターでのつぶやき、それによってPETAという存在を広める事、これがPETAの目的なのかもしれません。


であるならあまり感情的に騒ぎ立てるのはPETAの思うつぼです。

うまく乗せられたともとる事が出来るでしょう。


よく2ちゃんねるとかの掲示板で言う「荒らし」と似ているかもしれませんね。

これに対して有効なのが「放置」ですね。

だから感情的にならず、時には無視を決め込むのも方法かもしれません。



ただ、ポケモンを非難されて黙っているわけにはいきません。

少なくとも僕はそこまで人間出来てません。

基本的に全然出来てない人間ですけど(笑)



○おことわり・そして挑戦状


このアメーバニュースで、「アメーバなう」を用いてコメントが書けるシステムになってますが、ここには

「ポケモンは空想上のもの」

と書かれている事が多いですね。


はい、おっしゃる通りです。

ポケモンにあまり関心のない方にとって僕のこの記事は

「空想上の事なのになんで熱くなってるのか、これだからオタクは」

って思う方もいるでしょうね。




そんなの言われなくたってわかってます。

ポケモンファンの方も心ではそれは認めてるはず。


でもポケモンを通していろいろ経験したり、好きでなければ出会えなかった出会いや自分の幅が広がったという、ポケモンが好きでなければ経験できなかった事がたくさんあります。

ポケモンに限らず、オタクの方はそういった経験をしている事と思います。



以下、挑戦的・かなり乱暴な表現をします。


それでもオタクを毛嫌いする方。

じゃああなたはどんなことを経験したのか?と聞きたいです。

なんとなく好きなテレビを見て、好きな漫画を読み、仕事や勉強をして、適度にファッションや恋愛・トレンドに興味を持ってみたり。


それでいろいろな経験はもちろんできるでしょう。

人間生きている以上は経験の連続です。

そんなことは当たり前です。




ですが、何かを猛烈に好きになって、それのために行動した事はありますか?

そういったエピソードを語ってくださいと言われて「すごい!」と言われるような内容を即答できるでしょうか。


たくさんありすぎて即答できないなら別ですが、そうでなく即答できないならあなたはオタクを批判する資格はありません。


僕から言わせれば、そういったものを持たずにただ何となく生きている方が問題です。

かなり乱暴な物言いですが僕はそう思います。

単なる批評家になって、偉ぶるのはやめてください。

批評家になって、世の中分かっているような口ぶりで語るの結構ですが、そんな行動が薄っぺらいのはわかる人が見れば一瞬で見抜かれます。

批評家ぶるのが時間の無駄だという事に気付くべきです。


まあ何かに情熱をかける事ができないのだから批評しているのでしょけど。


そして批評家からしたら、僕のこの記事が時間の無駄と揶揄するんでしょうけどね(笑)

全てを批判に変えるのだから何を言っても水掛け論でしょう。




僕は傍から見たら、雰囲気とか身なりとかはポケモン好き・オタクには見えないようです。

これはよく言われます、意外だと。

でもカミングアウトすると離れていく人はいます。

悲しいけど、その程度と思ってその人とは距離を置きます。


ただオタクを批判する人の主張も理解できなくはないです。

身なりに気を遣わない、行動が不愉快な時がある。

こういう割合が非オタクよりは多いというのは、僕もポケセン1周旅行などオタクの集まる場を見ていて思う時はよくあります。

モラルの点から悪く取られるのはオタクに落ち度があると思います。

この点は各自気を付けるべきところだと思っています。



要は両者の意識を変える事がないと解決しない話だと思います。

オタクは上記の通りの事、そうでない人はオタクで何かにはまるという事がその人の世界を広げてくれて様々な経験をさせてくれている、それでさらに対象に対する愛が深まるという事、何かに熱中する事はすごい事だと。


途中かなり乱暴になりましたが、両者の主張は正しいでしょうし、だからこそ歩み寄りが必要だと思います。

もっとお互いを理解する必要があると思います。




ポケモンに話を戻すと、少なくとも僕は自分の心の中に確実にポケモンは存在しています。

心の中は自由なのだから、空想上でも実際にいるんです、ポケモンは。

矛盾しているように感じられるかもしれませんが、目に見えているものが真実とは限りません。

ダンテの「神曲」でも、そういったシーンがあります。


目に見えるものがすべてではありません、心の中で思い描けばそれは存在します。

怒られてしまうかもしれませんが、亡くなった方が心の中で生き続けているというのは近い発想かもしれません。


だからこそ、空想上と片づけるような早計なことはしてほしくないとも思います。



もうまとまらない感じなので簡単に言うと

ポケモンは存在します!

以上!


って感じです。

雑すぎかな(;´▽`A``


こんなところです。

長文な中お疲れ様でした&ありがとうございました!


それぞれが思うところはあるでしょうが、これが僕の考えている所です。

とにかく僕は

















































ポケモン大好きだぁ~~~☆


です!

これに尽きますね。


僕がここまで熱くなれたのはポケモンだけです!

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