映画 翔んで埼玉 を誘われて見てきました。
ざっくりいうとこの作品はかつて東京都民から迫害を受けた埼玉県人が立ちあがる?というような作品なのですが(ざっくり言い過ぎ?)
どうやら人気のある作品のようで私が見た回はチケット完売。
結構期待して見たのですが。
これから書くのは個人的感想でして、未見の方やこの映画大好き!という方は読まれない方がいいと思います。
それでもいい、という方だけどうぞ。
ネタばれも入っております。苦情は受け付けませんよ(爆)
それでは ↓
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感想は、ちょっと表現がどう書いていいか、どの言葉があうのかわからないのですが正直言って
実にくだらない映画だな、と思いました。
まぁ、いい意味でですが。
とにかく内容はあまりない、というかばかばかしい、というか個人的には んん~な感じでした。
見終わってぞろぞろ出てきた人たちの中にも「くだらない映画だな~」って感想がちらほらありましたから。
そう、この物語はくだらないのです。
そのくだらない話を演技力ある役者さんたちが本気で演じてるから面白いのです。
では何故そう思ったのか。
何故なら私は 千葉県民 だから、だと思います。
そして私の住んでいるところは東京、埼玉、茨城に囲まれている。
昔っから埼玉って ダ埼玉とか言われてたし、埼玉対千葉なんてふつーにあった。
千葉県人も都民にライバル心なんていうのもあったし。
学生時代仲良しグループは千葉と埼玉出身者。
お互いどっちが都会か、なんて言いあいましたよ。
言い合いながら都内で一緒にお買いもの、なんてね。
今は地元でもおしゃれな、かわいいお店いっぱいですが私が中学生ぐらいの頃はおしゃれなお店といえば都内でしたからね。
銀座やお台場によく行きました。
なんていうかさいたまも千葉も茨城も都会じゃない、っていうのずーっとずーっと前から言われてたし。
映画の中で同じ千葉でも私の生まれ育った所や今現在住んでるとこの地名などがでてくるわけですよ。
常磐線、なんて出てくるだけで劇場内がどよめく。(いつも使ってる人多し)
私がどうもいまいちだったのは千葉は「海がある!」っていうけど私の住んでるとこはまわりに海はないし、ピーナッツも千葉の名産なんですが大人になってからです、「千葉ってピーナッツの名産なんでしょ?」って聞かれだしたの。
やっぱり一般には千葉ってピーナッツと海なんだなぁって思いました。
正直劇場内くすくす、っていうのはありましたが大爆笑、いいえ爆笑も起きませんでした。
隣の人がGACKTさんのファンなのかしらただ1人声出して笑って終わったら拍手してましたけど。
だって今更言われてもおかしくともなんともないんだもの。
ただ、最初の白鵬堂学院のくだりとか主人公の名前が あさみれいさん(麻美 麗、字違うわね)だったり何故か宝塚メイクをしてたり出身で地位があったりとか細かなとこは面白かったです。
そしてあのGACKTさんや実力派俳優の伊勢谷友介さんたちが真剣に演じてるから実に面白い。
だってくだらないでしょ、埼玉対千葉で川沿いで張り合うわけです。
それもお互いの出身の芸能人の名前だして張り合うなんて小学生のケンカじゃないんだから。
それを真面目にやってるからおかしいんですよね。
この2人だけでなくいろいろな方たちがそれぞれ真剣に演じてるから面白いのですよね。
仕事や何かに疲れてただ笑いたい人、そういう人にお勧め。
人生とは何か、愛とはとか真面目に見たい方には・・・どうかな。
あ、ボーイズライフと埼玉県愛はありましたけど。
ちなみに私は面白かったけど1回見たらお腹いっぱい。
シラコバトはかわいかったです。
私千葉県人だけどあのシラコバトの絵のついてるお煎餅踏めない(見た人はわかる)
あと友人たちの住んでる場所も出てきてウケタ~
終わってから鯛茶漬けを頂きました。