体外受精をする、と決めた。

 

AMIが6を超えており、多嚢胞性卵胞症候群と言われていた。

 

クリニックの医師からも、

「残りの卵子がなくなってしまう心配はない。けど、排卵しにくい」

と最初に言われていたため、

たくさん卵子が取れるのではないかと思っていた。

 

ちなみにこの時34歳。

 

まずは、卵巣の中でたくさん卵子を育てていく。

そのための自己注射にもいろいろな種類がある。

 

自己注射のための指導があるのだが、そこに一緒に参加した患者が愉快だった。

 

患者3人に対して看護師1人が付き、紙面で資料を見ながら

実際に生理食塩水を自身の体に打ち込む。

 

もともと注射が苦手な私には苦行であったが、

やると決めたからにはやるし、知らない人達の中で緊張もしていた。

 

私以外の2人の患者の様子が面白かった。

まず看護師の説明を全然聞いてない。

今から何をするか説明しているのだが、その時点で話についていけてない。

一通り説明が終わり、手順通りにやってみましょう、と

紙面の上から順番にすればいいだけなのに、中盤の作業から始めている。

注射をお腹に打つときには

「できない~!」とつっぷしてしまう。

 

申し訳ないが、笑いをこらえるのに必死だった。

2人のおかげでリラックスして練習することができた。

ありがとう。

 

 

自宅で注射を打つ時にはさすがに夫も気になるようで、

こちらをのぞき込んでいた

子供も一緒に「痛い?痛い?」と言いながら見ていた。

 

採卵前日の点鼻薬も時間通りできた。

あとは明日が勝負!