さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

 今年(2018年・平成30年)はすっかり隔週更新になってしまってネタもひとこと・小ネタが多くなってしまったわけでありますけれども,最後もそんな感じでしめようとしているわけであります。

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 そんなわけで最初の物件。
 周辺に商業施設の立ち並んでいながらも空き地みたいになっている広い敷地の入口に,このようなカンバンがあったんでした。
「有料駐車場ではありません」

 周囲には商業施設へ行く人向けの有料駐車場も多くあるからこのような書き方をしているんだと思われますけれども,「有料駐車場ではない」と言われたときに我々が考えるのは「では無料駐車場なんであろうか」ということだと思われるんでした。そうとられても仕方ない気もするところではあります。

 単に「駐車場ではありません」と書けばいいようなものでありますけれども,土地関係者の車は停められるようなので,そうは書けなかったんでありましょうか。
 それならば「関係者以外駐車禁止」で解決しそうではあります。そうもできない何かがあったのかどうか。あるいはわざとか。

 つまりは
「有料じゃないなら無料かよっ」
と勝手な解釈をして停めようとすると,中から屈強な男たちがぞろぞろ出てきて
「誰に断って入ってきとんじゃぁっ!」
と取り囲まれてしまうのかもしれない。
「あ,あの…。有料じゃないなら無料なのかと…」
などと言い訳をすると,男のひとりが
「あ?おお。すまんすまん。これは誤変換じゃ。これは『優良駐車場ではありません』と書いたつもりじゃった。だから,ここは…『不良駐車場』じゃあっ!!」
と,車から引きずり出されて有り金全部出すまでボコボコにされてしまうのかもしれないんでした。
(違います。たぶん)

 新潟市中央区。

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 細い路地を入っていくと,このようなカンバンがあったんでした。矢印の先に何があるというのか。

 表形式でお店の名前が入っていたりしたんだろうかという気がするところではありますけれども,それにしてもきれいさっぱり消えてしまっているものであります。

 消えてしまっているんではないとしたら,これがお店の名前なんでありましょうか。どう発音するのかわかりませんけれども。「元プリンス」みたいなものか。

 だとすると,このお店に誘ったりするのはタイヘンそうでありますね。
「おう。あそこ行こうぜ。あの…あれだよ。あそこ」
「どこだよ。店の名前忘れたのかよ。もうトシなんじゃねーの?」
「いや,忘れたんじゃないよ。あの…とにかくあそこにあるあの店だよ」
「だからなんて店だよー。言えないような店かよー」
みたいな会話がなされているんでありましょうか。

 タクシーなんかだと逆に
「あの…名前が言えないんだけど,あそこへ」
「あー。あそこですね。了解ですー。…しかし,なんて読むんですかね」
と,わかりあえたりするのかもしれませんけれども。

 あるいはこれは文字ではなくマスターの顔を模したものだったりするんでありましょうか。
 店について対面すると「おおっ。そっくり!!」となったり…しないか。

 新潟市中央区。

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 少し前のものになりますけれども,工事現場に貼られた工程表であります。これ以上経つと出す機会ないなと思ってムリヤリ出してしまうわけでした。

 作業工程はもちろん書かれているわけでありますけれども,「今日は何の日?」は必要であろうかと,思ってしまうでありますね。
 でもまぁ,工事関係の事しか書かれていないよりも少しほっこりとできるところではあります。毎日楽しみにしている人もいたりするのかもしれない。

 それにしても,これは12月初めに撮ったものなので11月の終わりから書かれているわけでありますけれども,11月の「何の日」たるや。11月はとにかく「いい日」のようであります。
 26日は「風呂」。これはわかる。「チーム」ってなんだ。26を「ツーム」と読むということか。どこの訛りか。
 28日の「フランスパン」。2(フ)ランス8(パ)ンか。
 29日。「ふく」「にく」。…まぁ,いいか。
 30日。「いい30歳」て,なんだ。それを言い出したら毎日が「いい○○歳の日」なんではないか。いや実際にそうだったりするのか?

 そして11月が終わるとなんだかちょっとマトモになってしまって,祭りのあとみたいであります。
 まぁ,ビフィズス菌の日と言われても「はぁそうですか」としか言えませんけれども。
 どうせなら12月は全部「イフ○○の日」として,「もし,○○が××だったら…」というのを考えてもらいたいものであります。

 新潟市中央区。

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 そんなわけで,最後も小ネタのわりにぐだぐだと書いてしまいましたけれども,来年が幸せな年になるように,頭の上にお花が咲いて何にも考えてないような,幸せな送水口で今年の締めにするわけなんでした。

 新潟市中央区。