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 こちらは「コーヒー・紅茶・軽食 いやしとかたらいの店 喫茶グリーングリーン」さんであります。
 コーヒーや紅茶や軽食を出してくれる喫茶店であって,リラックスできる「癒し」と「語らい」の店であるらしいんでした。

 でも本当は「『癒し』と『語らい』の店」ではなくて「『癒し』とか『タライ』の店」なのかもしれないでありますね。
 だとすると,本業はタライを売るお店なのかもしれない。癒しの方は「とか」とついているから,メインではないのかもしれないんでした。

 つまりは,一応「喫茶」ということでコーヒー紅茶軽食も出しているんだけれども,ホントに見せたいのはタライなんでありますね。だからコーヒーも紅茶も軽食もみんなタライに入れて出されてくるのかもしれないんでした。
 タライで飲む紅茶。たっぷりいただけそうであります。

 あと,お店の名前が「グリーングリーン」でありますけれども,後半の「グリーン」が小さいのには理由があるんでありましょうか。
 あくまでも店名は「グリーン」で,後はエコーがかかっているということなんでありましょうか。
 あるいはやはり「グリーングリーン」なんだけれども,店の名前を口にするときにはうしろの「グリーン」は小声で言わないといけないのかもしれない。
「グリーングリーン」と同じ大きさで発音されると,マスターは一日中不機嫌なのかもしれないんでした。

※こちらではタライで紅茶は出さないと思われます。マスターもそんなにヘンクツではなく,おいしいコーヒー紅茶軽食をいただけると思われます。お店に入ったことないのでわかりませんが。

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 こちらはおそらく豚肉料理が自慢であるらしい居酒屋の「豚侍」さんであります。

 シルエットではありますけれども,侍の格好をしているらしい豚が両手に肉の刺さった串を持っているようなんでした。
 肉屋さんのカンバンで豚や牛が「おいしいよ!」と言っているような,いわゆる「共食いキャラ」というやつでありますね。

 だから肉屋のカンバンを豚がつとめるというのはそれほど珍しいわけではないんでありますけれども,豚がサムライであるというのはあんまり無いような気がするわけでした。なぜサムライなのか。

 サムライに付き物なのは切腹でありますけれども,こちらでは豚の切腹ショーでもやっているんでありましょうか。
 ショータイムになると一頭の豚がステージに上がり,辞世の句を詠んだあとに腹かっさばいて自らのゾーモツを取り出して皿に入れて客席へよろよろと歩いていき「し…新鮮なモツでモツ鍋を…どうぞだブー」などと言ってニコリと笑ってこときれたり…しないか。
 豚一頭分のモツ。たっぷりいただけそうであります。

 ちょっと妄想がグロだったことをお詫びいたします。

※こちらでは豚の切腹ショーは行なっていないし,たいへんおいしいお店であると思われます。お店に入ったことないのでわかりませんが。

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 こちらは「居酒屋銭湯 しなの湯」さんということなんでした。
 まぁ「居酒屋」という文字が入っている時点で「ははぁ。銭湯みたいな内装の居酒屋なのだな」と思われるわけでありますけれども,それでもちょっと迷ってしまうわけでした。

 やはりそれは「居酒屋銭湯 しなの湯」という表記の仕方によるものでありますね。

「居酒屋 銭湯しなの湯」という書き方であれば「銭湯しなの湯」という名前の居酒屋であるなとすぐにわかるわけでありますけれども,「居酒屋銭湯」でまとまってしまっているので,そのようには読めないんでした。

 そして,通常日本語は前の語句がうしろの語句を修飾するわけで,「居酒屋銭湯」といった場合には「居酒屋風の銭湯」をイメージしてしまうんでした。
「銭湯風の居酒屋」であるならば「銭湯居酒屋」とするべきなんではあるまいかと思ってしまうわけでありますね。

 それでまぁ,入口わきには注意書きのハリガミが貼られているんでした。

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「いらっしゃいませ 当店は風呂屋ではありません お間違えの無い様 お願い致します」
とのことであります。

「お間違えの無い様」と言われてもなぁ,そういう名前つけといてなぁ,と思ってしまうところでありますね。
 実際に間違えて洗面器とかタオルとか持ってやってくるお客はいないんでありましょうか。
 ケロリンの黄色い桶を持ってきたお客にはそこに無料でお酒を注いでくれるサービスとかないんでありましょうか。
 ケロリン桶で飲むお酒。たっぷりいただけそうであります。

※こちらではケロリンサービスはやっていないと思われます。またたいへんユニークでおいしい料理お酒を提供していただけると思われます。お店に入ったことないのでわかりませんが。

「いやしとかたらい」は新潟市中央区・弥生町あたり。
「ともぐい侍」は新潟市江南区・鵜ノ子2あたり。
「居酒屋銭湯」は新潟市中央区・信濃町あたり。