BB物件のBBというのは,憶えている人もいないでしょうけれども単にブロック塀のことであります。
 今回,諸般の事情によりちょっとショートバージョン。

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 奥のほうにあるブロック塀は,全面に白い塗装が施されているようであります。
 装飾付のブロックも組み込まれているわけでありますけれども,この模様は通常の穴あきブロックにもよく見られるものでありますね。

 これはもともとこういうデザインのブロックなのか,それとも灰色のブロック塀を塗装してそのついでに穴あきブロックも模様つきで塗り固めたのか。
 おそらくは前者なんでしょうけれども,後者である場合,そのムダな労力にロマンを感じてしまいそうなところであります。

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 こちらは,周囲はデコボコの飾りブロックなのに中央は平面ブロックになっていて,額縁のようなブロック塀であります。

 こういう正式なブロック塀積み上げ様式があるのかもしれないですけれども,ちょっと「ああ。お金足りなかったのかな」とか考えてしまいそうなんでした。

 あるいは,本当にここに絵を飾ったりするんでありましょうか。はたまた,夜になるとここに映写機を置いて映画を上映したりするんでありましょうか。

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 こちらは特に何の変哲もないブロック塀および風景であります。
 ただ,太陽光が塀の穴あきブロックを通って路面に差し込んでいて,その形をクッキリと浮かび上がらせているんでした。

 それとても別段珍しくないことでありますけれども,推理モノとか冒険モノのドラマなんかにこんなのが出てきそうでありますね。
 つまりは,特定の条件で年に一度だけ光や影の指し示す場所に宝物があったりするんでありますね。そんなのを想像してしまったんでした。

 特にこの菱形4つというのは武田菱っぽくて,戦国時代の宝が埋まってそうであります。このブロック塀が戦国時代からあったかどうかはわかりませんけれども。ないか。

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 こちらはカーブした坂道にあるブロック塀であります。
 通常直線であるブロック塀が律儀にカーブしているんでした。さすがに上下方向は段々になっていますけれども,こちらも律儀に坂道にあわせて徐々に下っております。

 曲ったブロック塀は以前にも「曲線物件」で出てきましたけれども,曲りそうにないように思えるものが曲っているというのはなんだかオモシロいんでした。

 この曲りながら下る坂道につられて,写真も左に傾いておりますね。いやそれはいつも通りに私のウデが悪いんですが。

「塗りブロック」は新潟市東区・太平3あたり。
「額縁ブロック」は新潟市北区・松浜本町2あたり。
「財宝ブロック」は新潟市中央区・二葉町3あたり。
「曲線ブロック」は新潟市北区・松浜本町3あたり。