親・友達・医者
誰にも本音を話そうとは思わない。
始めて心療内科に行ったとき
私は必死に自分の辛さを訴えていた
その当時の私は
まだ学校にも通えてたし、アルバイトもできてた。
他の人と違ったのは
リストカットをしていたことくらい
その時はまだ傷も浅く、一週間もすればほとんど目立たなくなるくらいだった。
最初に処方されたのは
ジェイゾロフト・アモバン・リスパタール・ハイセレニン
その当時は処方薬に関心がなく、どの薬がどんな作用があるのかなんて知らなかった。
処方通り薬を飲んでいた。
それでもリスカは止まらなかった。
あるとき、とても辛くてカミソリを強く腕に押しあてた。
いつもより血がたくさん出た
その赤色はとても綺麗に見えた。
私はどんどんリスカにハマっていった
目に見えて傷が増えていく私に母は私の刃物を取り上げた。
数日後の夜中…
私のココロは限界だった。
今まで切ることによって紛らわしていた苦しみが溜まっていくばかり
そこで私は処方薬をいつもより少し多めに飲んだ。
何も考えずに深い眠りにつけた。
そしてOD中毒になった。
このときから私の理性は壊れていたのかもしれない
診察に行っても私の訴えは受け流され
おもに主治医と親との話になっていた。
ある時
「なんで私があんたなんかのためにわざわざあんな病院に行かなあかんの？」
と言われた。
私の頭の線が切れる音がした。
母は私なんかより優秀な妹を構うようになっていた。
家に誰もいないとき
手元にあった薬を全部？飲んだ。
2階から1階に水を飲みに行こうと階段を降りていたのは覚えている。
それからの記憶はない
気がつくと1階のソファーで寝かされていた。
母も帰ってきていた
何日たったのか分からない。
目が覚めてもまともに歩行もできず、床を這ってトイレに何度も行った。
初めての自殺未遂
それから2年くらいの間に5回の自殺未遂。そのうち1回は本当に危険だったらしい。
もちろん薬が抜けると即閉鎖病棟に入院が決定していた。
入院先は他の病院
初診で親がひたすら話続け
「今日はその担当の先生がいないですが…」
とりあえず入院で
私「Σ（・□・；）」
先生「自傷他害の恐れもあるから閉鎖病棟ね」
私「あの？私全く何も話してませんけど？」
先生「入院中は週一で診察あるから」
先生「んじゃあこの任意入院のところにサインを」
私「入院なんて必要ありません」<心の声
任意入院を拒否した患者に入院が必要だと判断した場合、医師が医療保護入院を選択できることを知っていた私はしぶしぶサインした。
それから2ヶ月ほどで退院したものの、私は何も変わっていなった。
入院中はいい子を演じていたから当たり前だ!!
退院して数週間後？
またODして胃洗浄
250錠くらいチャンポンしたんだか（汗）
強制入院
↓
またいい子ぶって早く退院
↓
リスカ・OD禁止令
↓
もう未遂はできないから、次はちゃんと調べて確実な死を
↓
診察は親が行けと言うから仕方なく行く
↓
診察代無駄
↓
誰も本音を分かってくれないならもう誰にも話さない。
ここが今の私。
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