「嫌われる勇気」を読んでいるといろいろ自分にとって革新的なお話がよく出てきます。

 

 

 

 

例えば、「ほめてはいけない」とか「怒りはただのツール」とか、「過去は全く関係ない」

 

そのどれもが説得力があります。

 

ネットを見てみると、アドラー心理学に対しての批判もかなりありますが、

私は大好きな考え方です。

 

 

 

 

 

 

そして、批判をしている多くの方が、すでに他者の課題に介入しているために本質というかアドラー心理学のよさに気づけない場合が多いのではないかと思います。

 

 

アドラー心理学は、他人に当てはめるものではないと私は思います。

 

自己啓発のために非常に強力にその効果を発揮します。

 

 

 

 

「過去は関係ない。

 

だから過去にひどいことがあってうつになってしまった人も

 

今この瞬間から前向きに生きることができる。

 

 

そういうことをアドラー心理学では言うそうです。

 

 

これには多くの批判があります。

 

 

「うつになったことがないからわからないんだ」

 

とか、

 

「当人に失礼だと思わないのか」

 

とか。

 

 

たとえば、

 

「うつは過去に引きずられているだけだ。

今から生きるのは未来。

だからあなたは今からでも変わることができる」

 

期待してしまっては、

 

 

すでに「他者の課題」に介入したことになってしまいます。

 

 

 

 

でもうつの当人が

 

「過去は変えられないし、未来は今からいくらでも変えることができる」

 

 

と思うことができればかなり大きな前進でしょう。

 

 

 

可能性を広げるという観点で見れば、未来に視点を向けるほうが合理的なはずです。

 

 

 

 

 

重要なのは、

「アドラー心理学は他人に押し付ける考え方ではない」ということです。

 

 

 

 

 

 

人生を前向きに生きるためのツールとして、非常に強力なものだと思います。

まだ読んだことない人も一読の価値はあると思います。

 

 

実践してみるのか、あくまで参考程度にするかは皆さんの課題ですね