青森県 弘前五所川原界隈の津軽地方の神社には、鬼たちがいる。

桃太郎などで退治される悪者の鬼だが、この地域では

水害などを救ってくれた恩人として鬼を神として祀っている。

岩木山北の「厳鬼山神社」や市内の「鬼神社」がその代表格だが

各所に散在する小さな神社には、このような小さい鬼が「鬼コ」と呼ばれ

鳥居などに置かれている。

 

以前よりこの「鬼コ」の存在は知っていたが、青森県庁のHPを偶然見て

鬼コ巡りを展開しているので、巡ってみた。

 

現在、第2弾まで展開されているが、それぞれ神社には

鬼コカードと言うものが用意され、それを集めるとボスキャラカードを

貰えるという、仮面ライダーカードを集めていた子供の頃の収集癖を刺激

する面白い企画だ。但し、このカードは神社にはおかれず

近所のコンビニや菓子店におかれているので注意が必要だ。

思い立ったらすぐ行動の私は

まずは第1弾の9体とボスカードはゲットできた。

 

第2弾も半分終わったので来週にはコンプリート出来るかもしれない。

 

御朱印とは縁の無い静かな神社を訪れながら、地域の雰囲気や

歴史を学ぶのはとても楽しい。

特にこの時期は、リンゴの収穫時期に重なり

各所で実ったリンゴの甘酸っぱい香りをかぎながらの散策は

とても贅沢だ。

 

この時期神社に行くと、沢山銀杏が落ちている。

どうも青森の人はあまり銀杏を取らない様で、少し頂いてきた。

果肉付きをもってくるととても臭いので、現地で果肉は取って実だけ

持ってくれば、さほど匂いは気にならない。