青森の佛友と今後の散策予定を練っていた時

青森空港近くに石神神社という、変わった神社があるぞ・・・と教えてくれた。

青森県民でもその存在を知る人は少ないというこの神社

 

ろくに下調べもせず、入山観音堂をもっと奥に進んだところという情報だけで

雪が残る4月に行ってみることにした。

グーグルマップには道の記載がなく、砂利道を走ることになった。

小さい標識には4kmと書いてあったが、途中なんとなく不安になって引き返してしまった。

今思えば、石神様から呼ばれていなかったんだろう・・・

 

5月に入って、色々と忙しかった。身も心もささくれ状態で心の癒しを欲していたところで

何となくこの石神様が頭に浮かんだ。これはもう導きしかない・・・

 

そして昨日、十和田市内に泊まっていたが、八甲田山を掠め三沢1便の前の時間

往復4時間をかけ、参拝してきた。

 

導きを強く感じていたので、砂利道も不安がなく、前回はここで引き返したなぁ・・・・なんて思っていると

いつの間にか到着していた。

立派な建物だが、神主は常駐していない様だ。

 

導きと感じたのは、全身に感じるしびれみたいなもの・・・なんというか微弱の電気を背中に

浴びている様な感覚・・・

これは、以前大分六郷満山の両子寺に参拝した時、同じように感じたものだ。

なんとも言えぬ気分の中、いざ鳥居を潜る

青森で良く見られる、龍のポールを超え、急な階段を上がると

本殿がある。

そしてその裏手に、この石神様が祀られている。

1つの大きな石に目のような窪みが2つ、まるで人の顔の様に見える。

天照と月読として祀られている様だ。

 

この山にはこのような巨石が各所にあり、それが神話にある神様として

祀られている様だ。

八甲田の噴火で飛んできた石のみたいだが、この目の様に見える部分は

溶岩が冷えた過程で自然できたものだろう、まさに自然の神秘だ。

窪みには水が溜まり、この水は眼病に効果があるとのことだ

汚れてはいながい溜まっている水ではないので、目を洗うにはちょっと・・・なので

瞼につけて、老眼回復をお願いした。即効性はない様だ(笑)

 

帰路

ちょっと下ったところで、御鈴大滝がある。滝行をする神聖な滝だ。

この滝に来ると不思議とゾクゾク感が無くなっていた。

数えきれないほど神社仏閣を巡っているが、こんな体験は

先の両子寺とここだけだ。

 

6月もまだまだ慌ただしたが続く、

石神様が、きっと良い方向に導いてくれる・・・・だろうか