12月に入って、青森もにも本格的な冬の足音が聞こえてきた。
この週末は、青森・・・主に弘前を散策してきたが、私が訪れた日は丁度寒気が過ぎかけたタイミングだったので
往復ともに飛行機の欠航の心配はなく快適だった。
4日は午後の便がほぼ欠航になったらしく心配だったが、この時期、雪はまず大丈夫だが強風になると欠航になる青森空港
散策計画には運も見方にしないといけない。
さすが青森
市内は、除雪した雪が積もっている。
大通りは問題ないが、1つ中に入ると除雪が行き届かない道があり走行には注意が必要だ。
さて今回も、青森の友人と行動することにした。
雪道になれているとはいえ、自分で運転するレンタカーに比べ、運転時の危険度がグッと低くなる。
散策は、津軽弘法大師霊場のため弘前に決めた。
ほぼ1ヶ月前に、弘前を散策しているがこの時は御首題巡りだった。
津軽霊場系を参拝する時は、青森の友人と一緒と決めている。
津軽には三十三箇所、弘法二十三箇所そして津軽八十八箇所と3つの霊場巡りがあるが
すでに三十三箇所は結願したので、次をどうするか考えた時、八十八箇所は少々巡るのが大変なので、二十三箇所から攻めることにした。
今年の3月の話だ。
予定では、二十三箇所ぐらいなら夏には巡れると予想したが、弘前界隈に行くタイミングがなかなかなく、今回2回目となった。
半年ぶりだ。
前回は三月・・・とは言っても北国はまだまだ冬、残雪の中の参拝だったが
今回も雪の中の参拝になった。基本津軽霊場は、冬場に巡ることが多い。
弘法霊場は、津軽方面の比較的狭い範囲なので、霊場の番号に沿って参拝することに決めていた。
前回の参拝では、第7番覚応院まで回っているので、今回は8番からスタート 橋雲寺だ。
津軽藩初代藩主津軽為信が開基されたと言う、津軽藩ではとても意味のある寺だ。
愛宕山と言う、岩木山の麓にある尾根上の低山だ。
ここからは、遠くに八甲田 近くには弘前城が良く見渡せる場所だ。
この日の弘前は、青森ほどの雪はないが、山あいは微妙な積雪
雪が付くかつかないかの微妙な状態だったので、正面に階段が見える
坂道を左折すると寺の駐車場になるのだが、この坂ば微妙に凍結していて
FFの車では登ることができず、途中で車を停め、歩いて歩くことになった。
積雪があり、圧雪路面だったら問題なかったが、氷が付くかつかない微妙な路面状態、これが一番スリップして怖い状況だ。
目の前の階段は200段ぐらいあるようだが、どうもこの階段は奥の院向け、本堂は道路を歩いて向かった方がいいようなので
道路から向かうことに
ほどなく坂道を上がり、橋雲寺が見えてきた。
明治期は、それなりの規模を誇った様だが、今は静かな古刹の雰囲気だ。
神社の祠側から入ると
まず目に付くのが、足の無い神馬、このスタイルは他で見たことがない。
足が欠けてしまって後補されたのか、良くわからないが足がないのはちょっと異様だ。
本堂も至ってシンプルだ。
住職不在だったが、この霊場御朱印帳は、印押しのみなので、問題なく頂くことができた。
坂を登れない、ちょっとつまづきかけたスタートだったが、問題なくクリアした。