かっぱ淵を見たあと、このまま遠野郷八幡宮に向かおうと思ったが、まだちょっと時間が早い

なので右折して福泉寺に向かった。

福泉寺には、木造では日本最大の観音像が祀られる寺院だ。

遠野のガイドブックには、あまり寺院が出ていないが、ここは必ず載っている。

初めて参拝した時は、まだ新しい感じの五重塔も、今は、いい感じの色合いになっている。

 

まだ7時ぐらい

観音様を拝むにも、御朱印をもらうにもちょっと早いので、これはパス。

入口のモミジがとても綺麗だ。

遠野全体として紅葉のピークは過ぎたのかもしれないが、ところどころ良い木が残っているのがうれしい。

ここではやっぱり仁王門を見ない訳にはいかない。

それは、仁王像がとても面白いからだ。

 

寺の入口を守る仁王像

筋骨隆々の姿は、迫力が凄い。

多分一番有名なものは東大寺の南大門、大きさ、迫力ともにパーフェクトな仁王像だ。

その他では、石像だが大分六郷満山の仁王像も印象深い

しかし、ここ遠野の仁王像は、何というか、独特のスタイルだ。

どこの寺でもこのような雰囲気の形がベースになっている。

服は比較的細かな彫刻なのだが、身体と顔は立体感があまり無い。

滑稽な表情だが、ちょっと怖い。

 

夏場は蓮も綺麗だったろうが

私は枯れた蓮の葉も結構好きだ。

またここに来ないとな・・・・と何度も思わせる私が最も好きな寺の1つだ。