私が初めて遠野に足を踏み入れたのはもう25年以上も前、かみさんと初めて旅行した想い出の地でもある。
旅行に合せ柳田国男の遠野物語を読んだが、旧かな使いで読みづらく、あまり頭に入らなかった。
なんとなく有名なキーワードだけ探して選んで読んだぐらい、井上ひさし版の方がものすごく読みやすかった。
なので旅行前の知識は浅く、遠野入りしてまずは博物館や資料館に行き情報を集めた。
そこで街全体の名所の位置情報を得て、散策を開始した。
そこで一番に訪れたのが、ここカッパ淵だった。
その当時は、今ほど綺麗に整備されていなかったので、その周辺はまだカッパがいてもおかしくない雰囲気だったが
川とは言えないほどの水深、隠れる場所もなくこれではちょっと・・・・と言う雰囲気だった。
しかしこの当時は、
カッパを見たことがあると言う話好きの老人がいて面白い話を聞くことができたが・・・
まだ7時ぐらいの時間に到着
まずは常堅寺を参拝してからと思ったが、8時前は入場禁止になっていた。
なので、指示に従い寺の後ろ側から淵まで向かうことに
この常堅寺、
大変立派な本堂を持つ寺だが、訪れる度に周辺施設が立派になっている感じだ。
数年前に参拝した際、御朱印をもらおうと伺ったが、丁重に断られてしまった。
観光客対応に大変なのだろうか・・・・以前にもらった御朱印が大変貴重なものになった。
早朝ならば、カッパに会える可能性の高いだろうが、今回も姿を現さなかった。
現在は紅葉がきれいだが
冬はこんな感じで、より寂しさを感じる。