6月以降なかなか出張のタイミングができずうずうずしていたが、久しぶりに広島方面に行く用事ができた。
今回は比較的楽な工程なので、前入りして土曜日に戻る感じにした。
このところの雨が少々心配だったが、3日ともに降っても小雨程度だったので本当に助かった。
私が広島界隈に行くようになったのはまだまだ新しく、ここ数年だ。
当初は一宮を目指し、厳島や防府そして岡山、出雲まで足を運んだが、一通り巡ってしまうと次の目標がなくなってしまい
地図を見ては、神社を中心に巡る感じだった。
しかし今回、最近の御首題巡りに加え、この界隈は総社も固まって鎮座しているので、すでに参拝済みの神社が多いが
そのへんを中心にめぐる計画を立てた。
当初は、2日目は三原から海沿いを走り広島入り
3日目は、備前・備中・備後の総社巡り
あらあらではそんな工程だ。
さて移動日の1日目
広島空港16時過ぎの到着便だったが、レンタカーの受け取り等いつもになくスムースだったので
最終日に参拝予定していた、御調八幡宮に行ってみた。
空港からは本郷で1区間高速に乗り、ちょっとのところ20分ぐらいだ。
この辺の道は空いているので一般道だけでも十分だが、一刻を争う場合はできるだけ時間短縮のため高速を利用は仕方ない。
通常御朱印は17時までが目安なので、ダメ元で向かった。
今回も三原に宿をとったので、このあとの移動もルート的には問題ない。
随分と日が短くなり、また小雨と言う悪条件が重なり、あたりはより暗い感じだった。
駐車場から、朱色に塗られた鮮やかな橋がみえる。
この橋を渡って行くようだ。
私はほとんどトップシーズンに参拝しないので、余程の有名地以外は静かな散策が多く、御朱印待ちもほとんどない。
今回も、紅葉にはまだ早く、天候の悪い夕方
ここを目指す散策者は多分皆無だろう・・・・
入口横に社務所があるが
お守りを売る窓口には布が掛けられ、御朱印を貰えるかは微妙な雰囲気だった。
まずは参拝
さきほど見えた橋には屋根があり、絵馬が飾られていた。
そして階段をあがると、立派な門があり
本殿前にでる。
ここは、歴史的に道鏡の宇佐神宮神託事件で、流罪となった和気清麻呂の姉広虫が八幡様を祀ったことが起源と言う。
八幡様なので応神天皇を祀っている。
夕方の神社は、なんとも寂しく
背筋がゾクゾクする雰囲気がある。
今回の散策では、テーマとなる偉人は
備中・備後なので「吉備真備」は外せないと考えていたが、ここで「和気清麻呂」の名前が出てくるとを思わなかった。
この界隈の歴史には疎いので、まだまだ勉強しないといけない。
さて御朱印
社務所に明かりがついていたので、ダメ元でお願いすると
快諾頂いた。
本来この様な時間に追われる参拝はNGで、余裕をもってゆっくり参拝すべきだが
私のような、短時間に沢山詰め込むスタイル
そして、遠方からの参拝者に、このような暖かい対応は大変ありがたい。