麻布台から見る東京タワーも綺麗なもので、年齢的に東京タワーに感動する世代の私は
いつ見てもなんとなく嬉しくなる。
次の目的地は、芝公園の南側を歩き、国道15号もまたぎJR線すぐの場所になる。
まずは、毘沙門天の正伝寺を目指したが、御朱印は隣の圓珠寺で聞いてみてと言われたので従うことに
その昔は多分すぐそこまで海が来ていて静かなエリアだっただろうが
現在はJRやらビルやらが作られ、賑やかになってしまった。
場所柄、埋もれてしまう寺の1つだろう、本堂裏のビルがものすごく圧迫感を与えているが
境内は大変静かだ。
最近神社は、社務所の壁に頂ける御朱印が貼られていたりするので、貰いやすい雰囲気だが
寺はちょっと勇気がいる。観光寺ではないところは、御住職自身が書くので、不在だったりするタイミングも多い。
ここはあらかじめ頂ける情報を得ていたので安心だった。
扉を開けると、頂ける御朱印や御首題が貼られ、お願いしやすい雰囲気になっている。
正直、首題よりも正伝寺の毘沙門の方が気になっていたが
見本にある美しい文字に魅せられ、話を聞くと全て手書きと言うので御首題も御朱印も両方もらうことにした。
この寺は、江戸早期に創建され、後期に身延山より七面大明寺を奉安し栄えたそうだ。
明治期に備中高松の最上位経王大菩薩を分体し、奉安した。
備中高松の最上位・・・・と言えば、日本三大稲荷と言われる最上稲荷
妙教寺だが、ここを思えば昨年の11月に参拝している。
ここで頂いた御朱印は手書きではない印タイプだったので、大変バランスのとれたものだったが
比較すると圓珠寺の手書きの方が、比較にならないほど美しい文字だということが判る。
なんども、書いたが
綺麗な時の御朱印や御首題を頂くと、書かれた文字により力があると感じる。