比較的利用頻度のある川崎だが、正直駅周辺を歩くことはあまりなかった。
西側駅前の大開発で、ラゾーナが出来随分と雰囲気も変わってしまった。
久しぶりに川崎に行く用事ができたので、その前に少し駅前をあるいてみた。
東側駅前には、銀柳街と言うアーケード型の商店街がある。
規模はそこそこだが、ここを歩くと個人的に神戸三宮の雰囲気になる。
そこを越え富士見通りと国道15号の交叉付近に、神社がある。
そこは稲毛神社と言うが
創建は定かではないが、第12代景行天皇まで遡る様だ。
それまでは、武甕槌宮と称していたらしいが
平安時代末期、堀之内山王権現などと呼ばれていた。
その後、明治期の神仏分離で川崎大神稲毛神社から今の稲毛神社と言う名前になったそうだ。
稲毛と言えば、この界隈の豪族、稲毛重成に大きく関わる
この地が稲毛家の荘園だったことが名前の大きな由来の様だ。
境内には沢山の末社、摂社があるが
祭神と同様に御朱印を頂けるのは大鷲神社だけ。
籔内佐斗司の狛犬が見事だ。