昨年のこの時期は、四国、広島、出雲、青森と大変忙しかったが、今年はさほどでもない。
暑い中、大雨の影響が残る町を見ることもあり自然の凄さを感じる年だった。
しかし、今年はどうだろう、先日京都を散策したものの、それ以外はあまり散策をしていない。
久しぶりに神奈川県伊勢原方面い行く用事が出来、移動途中を使って少し散策をしてきた。
我が家からだと、空いていれば湘南周りコースがベストだ。
本来この時期は、鎌倉界隈の海水浴で物凄い渋滞だが、この天候ではやはり出足が鈍る感じだ。
私にとってはとてもラッキーな状況だった。
まずは、大磯にある六所神社に向かった。相模國の総社だ。
そもそも総社とは、地域神社の祭神を集めて祀った神社で、平安時代になって国府近くに設置しているもの。
ただこれらの設けた理由や時期は明確になっていないものが多いそうだ。
調べると大社、小社、県社、村社と幅広い社格が見られる。
昨年、地名でも有名だが岡山県の総社市を散策したが、一宮神社同様 幅広い國に祀られているので、参拝のしがいもある。
今回、総社巡るをスタートするにあたり、全国総社会の御朱印帳を購入した。
御朱印帳には、該当する神社分けがされず白紙なので、自分で該当総社を管理する必要がある。
その手始めが六所神社になった。
相模国は、鎌倉時代 源氏の勢力により広範囲で国づくりが進み
本総社を含め、一之宮~四之宮が祀られ、これが現在まで続いているとてもレアな土地と言っていい。
六所神社に祀られる相模の御分霊は以下となっている。
一之宮:寒川神社
二之宮:川匂神社
三之宮:比々多神社
四之宮:前鳥神社
一国一社:平塚八幡宮
六社神社の歴史をみると
崇神天皇まで遡る。
出雲地方より氏族がこの地に開墾開発がなされた際、彼らの祖神の
櫛稲田姫、素戔嗚尊などを祀ったことが始まりとのことだ。
源頼朝が鎌倉幕府をつくる遥か前から、発展していた町だった訳だ。
西湘バイパスを大磯西で降り、国道1号を西に進む。
六所神社入口の交差点を右折するが、大きな鳥居があるので間違うことはない。
右折後、東海道本線を潜る様に進むが、これが1車線分しか道幅がなく、神社側からくる車も
降りてからじゃないとわからないので、譲り合い重視の道路だ。気持ちよく走るには、相手を気遣う気持ちが大切だ。
境内に入るとまず両側に池がある。
一つは弁天様を祀り
、もう1つは龍神様だ。
龍神様の御朱印が用意されている。