遠方に住んでいる私にとって出雲大社のイメージは、この大きなしめ縄。

                               昨年3月撮影

関東ではこんなに凄いしめ縄は見たことがない。

 

古事記・・・日本の歴史の創世をイメージするにはこれをみただけで

やっぱりここだなと感じてします。

ただ漠然と一宮の御朱印をもらいに参拝した前回、前々回と異なり

今回は、もう少し踏み込んで勉強して望んでみた。

 

出雲大社を全体で見渡すと

本殿を中心に左側に上記しめ縄の国造館がある。

ここは、千家家が神職を務めるエリア

そして右側に、今回参拝した北島家のエリアになる。

この存在を知ってはいたが、前回はスルーしていた。

 

一般に呼ばれる大社(たいしゃ)だが、ここでは(おおやしろ)が正式名称とのこと。

そして

私がイメージしていた日本の2大神社の伊勢と出雲だが

出雲大社は、その昔 杵築大社と呼ばれていたらしく、そもそも伊勢と比較する

レベルではなかったようだ。

しかし、今では神社と言えば、出雲大社を一番に上げてもおかしくない知名度だ。

 

出雲大社、

本来は杵築大社というのが正しいと思うが

創建当時は、出雲家が神職を務める神社だった。

しかし

南北朝時代ぐらいで、現在の千家家と北島家その他に別れたそうだ。

 

現在では、千家家を出雲大社(出雲大社教) 一般的に言われる出雲大社で

北島家は出雲教と区分されているが、どちらも発祥は1つ 大国主だ。

なので、私も正直北島家の存在は、あまり気にしていなっかたが、今回参拝してみることにした訳だ。

 

博物館の奥に進むと、少々細い道になるが、簡単に見つけることができる。

御神殿を通り、敷地左手に、綺麗な庭園がある。

これは千家家側には無い風景で大変見事だ。

地元の人の話では、

地方の人は千家側で結婚式を挙げたがるが、地元は北島側で挙げる人が多いそうだ。

先に進むと、小さな社があるが

印象的なのは、天神社だ。

小さな池と滝、素晴らしい景観だ。

 

御朱印は2種

出雲教

 

天神社となる。

 

出雲の地の中心となる社に、この様な歴史的は背景があった訳だ。