今回の出雲散策では、ここ古代出雲歴史博物館を見学することを楽しみにしていた。

私は、色々な土地を散策すると

ホテルや道の駅などに置かれたチラシを必ずチェックする。

観光の参考にする目的だが、これは自宅に戻ってからもファイルに保管し

次の散策に参考にするためでもある。

近年、インターネットが普及したことで、

例えば目的地の町のHPなどから、詳細な情報を入手するこのが可能なのだが

旅行雑誌頼みの時代の名残は、私の中に未だに残っている。

チラシには、割引券などが付いている場合もあるので、少額だが数百円でも安くなるのは正直うれしい。

今回も、610円が490円になった。

 

出雲大社の参道である神門通りを左に入った駐車場(千家家寄り)に毎回車を停めていたが

今回は東側からのアクセスなので、博物館近くの駐車場に車を停めた。

このあとに北島国造館を参拝し、門前町もちょっと歩いてみようと思ったからだ。

 

歴史を習いだして、特に古代が好きだった私は

出雲は憧れの地だった。

博物館に入るといきなり、過去に社を支えていた太い柱が置かれていた。

出雲大社が高層建築だったことは、比較的最近の発掘で判ったことで、その報道を見たとき

正直あまりピンとこなかったが

1/10モデルで復元された本殿をみると、驚きしかない。

古代にこんな建物があったのか・・・・、そして3柱を金属で束ねる技術がすでにあったことは興味深い。

現在もこの建物があるとして、本殿がこんな高さだったら、階段嫌いの私は正直お参りはしないかもしれないな。

加茂岩倉遺跡出土の銅鐸も見事だが

やはり荒神谷遺跡出土の銅剣には圧倒される。