黄泉比良坂から足立美術館方面に向かう

先日参拝した出雲神仏霊場巡りの熊野神社と清水寺の間を抜けるイメージ

静かな山あいを抜け、ドライブには最高だ。この時期は桜も咲き晴天だった。

途中の足立美術館

私の実家の足立と同じ名前で、ちょっと気になったが先を急いでしまった。

今思えば、なかなか簡単に訪れることが出来る場所ではなく、それに超有名な美術館だった。

入ればよかったとちょっと後悔したが、目指すは安来

刃物好きの私に取っては聖地、そして古事記でもヤマタノオロチ神話の場所でもあり

とても行きたかった場所だ。

 

たたらをキーワードにすると、ここ金屋子神社がヒットする。

国道432号からは、ちょっと外れるが是非行ってみたいと思っていた。

鍛冶屋に信仰される神を祀っているが、たたと言えば火の神 三宝荒神との関係も気になるところだったが

とても静かなところで、手前に民俗館があり

ここは参拝後によることにした。

 

桜が満開で、1年でも一番良い季節だ。

適当に座って、ゆっくり桜を愛でるのもいい・・・時間を忘れてしまう空間が広がっていた。

多分社務所などは無人で、お祭りの時ぐらいしか人がこない雰囲気が漂っていたが

その予感は的中した。

張り紙などで、御朱印は・・・・に連絡して、みたいなものがあるかと期待したが、それも無かった。

一限で訪れる参拝者には、この様な状況は本当にきついが、これも縁がなかったと諦めるしかない。

静かな境内をブラブラしながら、古事記を思い出したり、良い時間が過ぎた。

 

参拝後、これまた静かな民俗館へ

ここは、安来におけるたたらの歴史を学ぶには最高だ。

また信仰としてのたたらの位置づけを考えるのにもとても役立つ。

展示物をゆっくりみながら、この様な立派な施設が、賑なわないのが残念でならない。