そろそろおのころ島神社に近づいたかと思った時、目の前に恐ろしく大きな鳥居が見えた。
多分ここだ。
平安神宮、厳島神社と合わせ日本3大鳥居と言われるらしい、さすが20mを超える建造物は迫力がある。
淡路島に入って静かな神社ばかり見ていたが、ここは観光地となっていた。
観光バスが 何台も停まり、ぞろぞろと見学者が降りてくる。
神世7代の最後に生まれた、イザナキとイザナミはアメノヌボコを授かり国生みを命じられる。
矛で泥状の海面をかき混ぜると、矛先から落ちた滴からおのごろ島が生まれる。
おのごろ島に降り立ち子作りを行い。
淡路島、四国、壱岐・・・・と計8個の島を生み日本を完成させた訳だ。
古事記と日本書記では、生まれた島の順番もバラバラだが、古事記ではこの順番だ。
子作りを行ったおのころ島は、いつの間にか消えてしまうが
淡路島に吸収されここに残ったのか?
どちらにしても、日本が最初に生まれた土地の経つのはなんとも言えぬ感じがする。
本殿は階段を登った上にあるが
御朱印は鳥居そばの社務所で頂ける。
本殿裏には摂社の八百萬神社が祀られている。