次は、神戸駅北側の湊川神社に向かった。
途中でアーケードも終わりになってしまったが、普段の行いが良いのか雨がだんだん止んできた。
これはラッキーと先を急いだ。
 
私が歴史を習いだした時
興味は奈良・平安だったが、皆が興味を持った戦国時代にはあまり興味が出なかった。
しかし、武将として不思議と楠木正成は好きだった。
鎌倉と室町の狭間、混乱する状況の中、戦い上手の正成
なんとなく大好きな源義経を重ね合わせた感じがしてのだと思う。
義経は、関東そして東北とその足取りを辿ることができるが、正成はやはり関東では
皇居の銅像ぐらいで、やはり関西にいかないと難しいと思っていた。
今回の散策で、ふと湊川神社が行動範囲に入ることで、是非参拝したいと思っていた。
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大通りから綺麗な参道を歩く。
入ってすぐ横には、宝物館があるようだ。これは帰りの楽しみ
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参拝後、御朱印を頂いた。
ここでは4つ
①湊川神社
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②楠本稲荷神社
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③正成墓所
④毘沙門
が用意されていた。私の下調べが悪く、今別に集めている毘沙門の御朱印がもらえるが
残念ながら御朱印帳を忘れてしまった。
紙でもらうことも多分出来たと思うが
次回、多分7月にまたくるのでその時の楽しみに取っておくことにした。
 
結局御朱印は①②をもらうことにした。
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戻る途中、見落としていた楠本稲荷神社を参拝し
 
宝物館に入った。
御朱印をいただくと同時に100円割引券を頂いた。
展示エリアは3つに別れ
まずは楠木正成の一生が学べるエリア、激動の人生をゆっくり学ぶことができた。
そして、刀や甲が展示されるエリア
印象的なのは、甲だ。
以前、大三島の大山祇神社の宝物館で義経奉納の甲を見たときの印象と同じ、ひところ小さい
当時の人がいかに小さかったかを物語るものだ。
正成の絵が飾られるが
私の印象として荒々しいと思われるが、横山大観の絵は、印象と大きくことなり凛々しいイケメンに描かれているのには驚いた。また棟方志功の板画も奉納されていて驚いた。
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最後は、やはり正成公の墓所を参拝。
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そして徳川光圀だ。
楠木正成は、当然南朝ゆかりの武将だけに歴史から消えゆく存在だったが
徳川光圀の大日本史の編纂により、再び注目され現在に至っている。
楠木正成公にとっては大変な功労者だ、しっかり彼の業績もとたたえられているのがうれしい。