古事記をイメージして巡った今回の出雲散策だが
黄泉比良坂、揖夜神社の後は、イザナミの埋葬地 比婆山方面に向かうことにした。
この界隈は、車の流れも良く、距離から到着時間を想定するのが楽だ。

その途中
出雲國13仏霊場の看板をみつけ、寄り道することにした。
出雲は、出雲國神仏霊場を結願しているが、これだけ広い地で、ここだけで有名な神社仏閣がもうらされるわけでもなく、調べるとまだまだ参拝しなくてはいけないところが沢山ある。
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遠目に立派なイチョウの木が見え、多分ここが目的だろうと想像がついた。
階段を上がって、門なるが、
早朝門に繋がれて、犬が大変元気よく鳴いていて、静かな山あいの村に声が響いている。
ご住職は丁度庭の手入れの最中だったようで、御朱印をお願いすると快く本堂まで案内された。

ここは、阿弥陀如来を祀っている寺で
綺麗に整ったご本尊は、江戸期の仏像らしい。
とても綺麗な姿なので、無理言って写真撮影の許可を頂き、
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この日は天気がよく
御朱印を貰う間、反対側の山をみながら休んでいるのも大変気持ちがいいものだ。

ここの
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御朱印には日付が入っていない、これは四国八十八箇所も同様だ。

昨今の年号変更による御朱印の賑わいにはちょっと驚いている。
完全にスタンプラリー化しているため、物凄い人になっているようだ。
オークションでも出店しているそうだ、なんでも商売になると
ある意味ここに注目した人の行動力の速さには驚かされる。
御朱印も完全なコレクタブルアイテムの1つなのだろうか?
こんな状態では、静かな境内をその歴史を想いながら歩くこともままならないので
もう少し落ち着いてから散策を開始しようと思っている。