羅漢寺から北九州空港に向かうその途中
耶馬溪を通ることになる。
山国川沿いの奇岩の渓谷だが、むき出しの岩部分はとても特徴があって面白い
雰囲気岩手県二戸の馬仙峡みたいな雰囲気だが、こちらの方が規模が大きい。
イメージ 1


レストハウスの駐車場に停め眺めると、奇岩ぶりがよく判る。
多分これらの岩はなにかに例えられているのだろう・・・私には人の顔にも見える。
イメージ 2


ここから見渡すと気になるものが2つあった。
1つは、この奇岩下部にある穴のようなトンネルのようなもの
もう1つはぽつんと立つ鳥居だ。
イメージ 3


1つ目は、青の洞門と呼ばれる手彫りのトンネルらしい。
車で通ってみたが、結構な長さだ。
対岸からみるとその昔、山を超えないで今のような道がなかったのだろう。
これを1人の法師が、何十年も掛け地元の手を借りつつトンネルを掘り上げた様だ。
その当時の堀跡もあったようだが、トンネルと越え車を止めるスペースもなくスルーしてしまった。
青の洞門 私はてっきり青の洞窟と勘違いして、綺麗なトンネルかと勘違いしていた様で
この青とは土地の名前の様だ。

そして
2つめ、気になる鳥居だ。
道路側から鳥居が見えたので、耶馬溪全体を御神体として祀っているんのだろうと思った。
しかし、鳥居まで歩いてみると、鳥居の奥に狛犬があり
潜って道路側をみると、奥に鳥居と階段が見えた。
神社はどうも反対側の山にあるようだった。

この様な離れた
イメージ 5

ところに鳥居などがぽつんとあると
多分道路が後で出来て寸断されてしまっただろうから、井上和平さんの狛犬で有名な福島の古殿八幡とにた感じだ。
イメージ 6


麓の鳥居まで戻り
階段を使わず車で上まで上がってみることにした。
イメージ 7


拝殿にはブルーシートが掛けられ、本殿奥も少々荒れている感じで
この界隈の信仰の対象だろうが、ちょっと手がかけられていない雰囲気で寂しいものだった。
名前は毛蕨神社と言うらしいが、名前の由来はなんなのだろう・・・
イメージ 8


そして山国川にかかる綺麗な橋が目につく。
この界隈、もっと時間をかけてゆっくり歩きたいものだ。
イメージ 4