日光東照宮は、大きく輪王寺の1部かと思っていたけど、実は別だった。
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東照宮の敷地に入り、入口の五重塔を過ぎると
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陽明門に入る門があるが、私の記憶ではここで入園料を支払っていなかった気がするが・・・記憶違いか??

輪王寺と陽明門で3000円近い料金は、正直驚いた。
しかし、大修理後の寄付と思えば決して高いものではないな。

陽明門の前に、まずは修復後の三猿へ。
今回の彩色は大変評判が悪いが、私の印象も同じだった。
日本は仏像などを修復する場合、制作当時までは遡らない。
なのでタイの仏像の様に、金ピカにはならないので修復後に驚くこともがっかりすることもないが
この三猿は完全な修復になっている。
15年ぐらいまえの写真と
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今回の写真を見比べれば、印象が大きく変わったことが判る。
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そして、陽明門だ。
これも綺麗に修復されたが
前回は、雨が降っていたので、写真ではあまり判別がつかないが
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今回の印象としては、とても明るくなった・・・・そんな感じだった。
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陽明門に入るまえ
階段を上がりきったところで、狛犬がいる
これが柱に張り付いた感じ、青森県岩木山神社の逆さの狛犬を思い浮かべる。
岩木山神社はこれ
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東照宮はこれ
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陽明門を潜ると有名な逆さ柱がある。
これは、陽明門の完璧さを嫌いわざと1本だけ柱を逆につけたというものだが
ここでは一番のフォトスポットだ。
なので、この柱を触って記念撮影を撮ることが多く、白く塗られた柱の地肌が出てしまっていたが
今回の修理では、直接触れない様にガードされていた。
雰囲気が少々台無し感があるが、文化財保護には仕方ないことだろう。
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折角なので拝殿まで入ってお参りすることにしたが
多分この行為が、後に襲ってくるインフルエンザの布石になったしまったと思う。
拝殿には当然靴を脱いで上がるが、床が異常に冷たい。
冬なので仕方ないが、身体の熱が足元から全て吸い取られる感じ、一瞬にして背中に震えが走った。
以前、京都の三十三間堂でも同じ様に寒い思いをしたが
参拝を終え、靴を履いた時の安堵感は尋常ではなかった。