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トーハクに行くついでと言っては少々問題があるかもしれないが
大報恩寺展の後に、隣接する輪王寺まで行ってきた。
ここは、良源と天海の両大師を祀っているので両大師と言われている。

上野駅から、東京文化会館、西洋美術館を越え
右手に曲がって大きな鯨が目印の科学博物館を通ると
目はやはり左手のトーハクに目が行ってしまう。
なので、右手の輪王寺は、ここを目的にしない限りまず足を運ばないゾーンだと思う。
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上野も随分紅葉が進んでいて
イチョウはいい色になっている。ここはあまり塩害を感じないが今年は紅葉が今ひとつって感じる。
相変わらず上野公園ではイベントをやっていて、人の流れが多いが
流石に輪王寺はひっそりとしている。
昨日は、比較的寒い日だったが、境内は一層寒さを感じる雰囲気だ。
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入ると右手に阿弥陀堂がある。
堂内には三尊が祀られているが、配置的が少々面白い
普通は、手前の大きい佛が一番奥に祀られる方がバランスがいいと思うが・・・
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さて本堂、コンクリート制なので古き重みを感じないが
固く閉ざされた厨子が中央にあり、ここに両大師が祀られているのだろう。
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ここの元三大師の御札は大変綺麗なプリントだが
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私が保管する御札の中で、大分六郷満山の興導寺とまるで同じデザインだった
多分御札は、寺オリジナルではなく、宗派として基本形みたいな絵が残っているのだと思う。

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