大山寺の奥に、神社がある雰囲気だったので行ってみた。
御袖天満宮、この界隈では大変由緒のある神社だ。
本殿の奥に社務所があり、ここで御朱印を頂ける。
御朱印は２種類用意され、２つとも頂いた。
尾道では、話しかける内容が毎回坂の話になる。
こちらも坂大変ですね・・・と必ず話しかけてしまうが
返答も必ず同じで、毎日の生活の中にあるとはいえ、大変の様だ。
下まで降りてきて、ちょっとした忘れものに気づいても、持ってきてくれる人がいなければ諦めるそうだ。
でも、この界隈に90歳を超える老人が住んでいるらしいが、毎日ここにお参りにくると言っていた。
慣れとは言っても、大変な坂だ、毎日の生活で、健脚に鍛え上げているのだろう・・・大変なことだ。
この神社には当然、下からアクセスするため長い階段がある。
私も、少々疲れがあったのか、写真を撮り忘れてしまったが、なんとなく記憶にある階段だった。
家に戻って調べてみると、映画「転校生」で主人公の性別が入れ替わったシーンで使われた坂だったらしい。
全く、大林監督の作品の下調べをしていないので、家に戻り工程を振り返った時に、ここは・・・みたいな場所が沢山みつかり、つくづく下調べをしておけば・・・と後悔した。
車まで、下ってきた西國寺まで戻らなくては行けないが
今度は、階段を下らず、最短距離で進むことにした。
遠目に見る西國寺の塔も風情があるし
階段１つとっても、古き風景が残っていて、疲れを忘れさせてくれる。
