9月に引き続き、10月に入っても広島方面を散策してきた。
今回は、前回同様に西国及び新西国霊場の西側寺院を巡ること
そして尾道をざっと散策・・・ぐらいの予定だった。

まずは、西国・新西国だが
広島空港を利用するので、東方面に高速を使って約200km走ることになる。
私にすれば200kmなんぞ走ったことにはならない距離、楽しいドライブだ。

前回の9月は大雨の中での散策、しかし今回は天気に恵まれた。
今回の散策では、どうしても圓教寺には行っておきたかった。6年ぐらい前に一度おとづれたきりなので久しぶりになる。
西国では、圓教寺より東となると一乗寺は参拝済みなので、兵庫の清水寺になるが、
兵庫になれば、神戸での用事も今後あるそうだから、そこから十分回れる、ここまでは行く必要もない
となれば、新西国で伽耶院ぐらい足を伸ばすかとも考えたが、これも神戸に近いので、
最西側を完全に回りきってしまおうと決めた。
よって、ちょっと離れている瑠璃寺と花岳寺にすることにした。
花岳寺は、赤穂にあるので赤穂の街を散策するのもいい・・・・

瑠璃寺は、番号では33番 結願の寺になる。
当初この寺は一番最後に参拝しようと思ったが、行きづらいところから目指すことにした。

静かな田舎道を走り、
仁王門まできた。
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ここから参道となり細い道を登ることになる。
「新西国霊場 法話巡礼」を読むと、1kmぐらいの参道歩いて登ることを進めているが
次は圓教寺を控えており、ここは2時間ぐらいの散策コースなので、できるだけ時間は短縮させたい。
よって、ギリギリまで車で登った。
このあたりは鬱蒼とした林道なので、大きな捕虫網を持った団体が歩いていたり、自然を満喫できるエリアだ。
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駐車場からちょっと歩くと赤い橋がみえる。
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その先に、階段があり本坊に入ることになる。
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全体的に古さを感じる本坊だが、やはりこれだけの森の中にあるので湿気もあるのだろう。
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本坊では、地獄と極楽絵展をやっていた。地獄好きの私には最高の振る舞いだ。
暗い本坊内に、沢山の絵が掛けられ、十王に代表される初七日から三回忌までの地獄図だが
これに合わせ極楽の絵のあり、なかなか見事なものだった。
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本坊裏手には護摩堂もあり、とても規模の大きい寺、素晴らしく雰囲気のある寺だった。
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