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五大堂・毘沙門堂までくるとその右手に最後の階段が現れる。
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青もみじが大変美しい。
階段を昇る前に、ちょっと秋の紅葉の色を想像してみた。これだけ立派なもみじださぞ綺麗だろう。
頂いたパンフレットには、紅葉時期の写真が掲載されていたが、このもみじ真っ赤に色づくようだ。
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立派な金堂、有名な薬師如来立像が祀られている。御朱印もここでもらう。
一番乗りで参拝していると思っていたが
私の前に小団体の老人が住職から説明を受けていた。
職員向けに境内まで昇る道があるので、多分これを使ったのだろう。
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私は、御朱印帳を預け、小団体を抜いてまずは
ご本尊に手を合わせた。
大変薄暗い堂内なので、薬師如来の細部までは確認できなかったが、事前にみたTV番組や書籍等でその姿はは頭に焼き付いているので、私の記憶と実物との比較をしながらの確認となるが、そんな感じでみていると不思議と暗い部分も確認できる気がした。
ふくよかなお顔と盛り上がった頭は、私の目には老婆の様に見える。
父方の祖母に大変にているので、私はこの仏像を見るたび祖母を思い出す。
今回、始めて実物をみて、とても懐かしい気持ちになった。
仏像には色々な拝み方があると思うが、そのお顔や容姿をみて懐かしい気持ちになるのは、始めてだ。
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堂内には、レプリカの源頼朝の絵が飾られている。教科書で習うとても有名な絵だ。
最近では、頼朝ではない・・・とも言われている様だが・・・
本物は、GW中に行われる宝物虫払い行事で見られるらしいが、遠方からの散策になるのでこの様なタイミングを狙って参拝することができないので、レプリカをみるだけでも、ありがたい。

ここで、多宝塔に登って・・のルートだが、ここは家族旅行の楽しみにとっておくことにした。
私の経験上、やり残したものは再びその機会が訪れるので、それを願ってのことだ。
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山の中ということもあり
コケも見事だ。特に梅雨のこの時期は最高の状態なのだろう。
次は、名物のかわらなげの場所まで、行って下山することにした。
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この日は、風もなく穏やかな陽気だったので、かわらも綺麗に投げられるだろうが、私は投げなかった。
正直1人でやってもつまらないしね。