22日、午前中はフリーなので
約束の時間までゆっくり過ごすことにした。
四天王寺界隈のビジネスホテルに宿泊したため、朝一番でまず四天王寺を散策してから移動することにした。
この冬には、四天王寺を参拝しているので、今回はその南側にある庚申堂に行くことにした。
22日は聖徳太子の命日2月22日にちなみ、太子会として四天王寺境内は出店で賑わう
21日が弘法なので、連続したイベントだ。
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この日が太子会だということは当然しっていたので、庚申堂でも何らかの賑わいがあるかと思ったら
普段と変わらず静かな境内、
HPでは納経は8時半からと書いてあったので、そのちょっと前に本堂に入って休んでいた。
30分を回っても動きがなく、仕方なく掃除をしている職員らしき人に声をかけたら
なんとここの管理者だった。それなりの広さなのに1人で掃除から寺の仕事までこなしている様だ。
朝の忙しい時間でとても申し訳なかったが、御朱印をおねがいすると快く応じてくれた。
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ここはの本尊は青面金剛童子だが、通常は拝むことができない
その代わり、見事な四天王をみるだけでも十分価値があると思う。
そして社名にもある庚申、庚申信仰なのでお猿さんが祀られている。
庚申信仰は、現在ではあまり聞かなくなったが、各所の庚申塚や日光の三猿
奈良の奈良町の庚申堂、京都八坂の庚申堂など、結構身近に沢山過去の遺産が残っている。
我が家も家の軒先に身代わり申を吊るしているので、ある意味庚申信仰を守っているに等しいかもしれない。
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以前の参拝では、身代わり申にちなむお守りを買ったが、近年色々とグッツが増えたそうだ。
その中で、五鈷杵のお守りともう1つ
四天王寺4箇所から2つ選べる御影守りが置いてあった。
そこになんと私の大好きな元三大師の御影があり、四天王寺に元三大師堂があることを知った。
本堂には参拝するつもりはなかったが、気持ちが大きく変わった。
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