我が家にも紫陽花を植えてある。
手入れ不要の手間いらずの丈夫な花だ。
そこで
これは何の花か判る人は結構少ない
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答えは紫陽花だ。
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紫陽花って、花の様に見えている部分は、実はガクと呼ばれ花ではない
クリスマス時期のポインセチアと同じだ。

そして紫陽花の特殊性は花の色にもある。
大別して赤系と青系に分かれるが
実は、これ植えている土の成分に影響していることを知らない人が多い
紫陽花の場合、青は酸性土壌、赤はアルカリ性土壌になる。
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この色の変化は、小学校の理科でお馴染みのリトマス試験紙を思い浮かべる。
しかし、間違えてはいけないのは
リトマス試験紙の場合、酸性反応は赤、アルカリ性反応は青と言うこと
紫陽花と真逆になるので注意が必要だ。リトマスの場合アルミニウムの反応によるものだ・・・

植物は、その種類によって土壌の酸度を選ぶ
そのアルミニウムが花を咲かせるリンの吸収を阻害する悪役になるわけだ。
基本花は中性がいいと思うが
例えば、ブルーベリーとかつつじなどは酸性がいい
チューリップはどちらかというとアルカリ性向き

広い庭なら土の種類を十分にわけて植えることもできるだろうが
限られた範囲で、色々な花をギッシリと植えるしかない場合は
そもそも紫陽花なんか植えてしまっては大きく育ってしまうので、やることはないと思うが
紫陽花の花の色とリトマス試験紙の反応色を間違えて
アルカリ土壌につつじなんか植えて、上手く育たないなんてことがあるかも知れない。
これは注意が必要だ。