6月が近くなり、またまた出雲に行く予定が出てきた。
出雲國神仏霊場の記事もまだ途中半端になっている状態なので、六郷満山の備忘記事を急いでまとめることにする。六郷満山は登録されている31寺が全てメジャーなものではないので、正直記憶から飛んでしまう寺もある。
そんな時、記録用に撮った寺全景などの写真が記憶を呼び覚ますのに便利だが、記録に徹して社名などまで入れていないので、そのような場合は、関係書籍がとても役に立つ。
大きい寺は、御朱印などをいただくと同時に由緒書きなどももらえるので、寺で態々記録しなくても家に戻ってゆっくり確認できるが、これらをいただけない寺や、寺にそもそも由緒が展示されていない場合は、関係書籍はとても便利だ。

そんなことで第22番 成佛寺
県道652号沿いにあるが、先に参拝した大聖寺は県道544
一つ南下した道だが、ここに出るにはひと峰超える必要がある。
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ダブルの金剛力士像が出迎えてもらえるが、実に静かな雰囲気だ。
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ここは岩戸寺とともに隔年毎に開かれる修正鬼会のもう1つの舞台らしい。
この界隈は同じ悩みの様だが、檀家が減りその維持も大変そうだ。
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その土地の氏神様を祀る、本来の祭りの意味を忘れ
よそ者が神輿を担ぎたいだけで参加する祭りが増え、逆にその規模が大きくなりすぎて神輿の担ぎて確保が大変だと悩む・・・みたいな、本来の祭りの意味を無視した悩みを抱えているところも多いそうだが
祭り本来の、その土地に根付いた伝統文化が消えてしまう危機にあるのことは大変悲しい。
私の場合、ささやかながら参拝することでその助けになってくれればと思うが、この様な悩みを抱えている自治体は沢山あるのだと思うと、寂しく感じる。