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急な旅行となってしまったので、宿の確保が微妙だった。
京都でも奈良でも我が家はJALホテルを使っているが、生憎の満室
そうなるとビジネス系で探すも京都は厳しい・・・・必然的に奈良に決まった。
京都が一杯でも奈良は比較的取りやすい。
それに、丁度GW前後は法隆寺夢殿の救世観音の御開帳があるので、これを拝むため奈良の方が都合がいい。
と色々な条件・理由があったが、この日の宿はJR奈良駅前のスーパーホテルにした。

翌日の予定をおさらいしながら、最終的な場所決定することにした。
家族は黒塚古墳がみたいと言うことだけ、後はどこでもいいと言う
当初の法隆寺、もうなんども参拝している、隣の中宮寺は昨年末に家族旅行で回った場所でもある。
救世観音もみたいが、ここは一度も行っていないところを選ぶことにした。
そこで浮かんだのが、當麻寺だった。
大変メジャーな寺なのに、不思議と一度も参拝したことがない、一的にちょっと微妙だからかもしれない。
決まると早いもので、當麻寺⇒黒塚古墳⇒・・・・椿大神宮と大まかな参拝ルートを決めた。

奈良のホテルでは朝食に茶粥が出る。
我が夫婦は、結婚してすぐに京都奈良旅行をした際、フジタ奈良で始めて食べた。その衝撃が今でも忘れられない。私の場合、茶粥に塩昆布を入れ、塩味をちょっと加えて食べるのが好きだ。
今回も、朝から満腹になるまで食べてしまった・・・・
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ホテルを出発したのが9時前、當麻寺には40分程度で到着した。
仁王門横の駐車場は半分ぐらい埋まっている、まずまずの参拝者か・・
この日も穏やかな天気、風も心地よく雲がない青空だ。
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正面の梵鐘
日本最古とある。
坪井良平著 梵鐘を読むと
この当麻寺の梵鐘について記載がある。鐘に紀年銘がないので、正確な年代は分からないとの条件で
社伝などから推測すると白鳳時代のものらしい。白鳳時代なら確かに日本最古と謳っても問題ないだろうね。
屋外に置かれているが、保存状態は素晴らしい。

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この寺は、東西の三重塔が有名だが、始めての参拝なので
あお有名な景色はどこから見れば良いのか分からず
まずは、本堂から、天平・藤原時代の素晴らしいつくりだ。
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もとは千手堂と言う小さな御堂だったが、曼荼羅信仰とともに大きくなり
現在は本堂となったようである。
その曼荼羅、正直現品は薄暗い堂内に加え全体的に黒ずんでいるので詳細を確認することは難しいが、その世界観を味わうことができた。
当然、参拝後に曼荼羅の複写を購入し、家に飾ることにした。
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そして講堂、ここでも藤原時代の阿弥陀如来が見事だった。
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最後は、金堂
白鳳時代の弥勒や四天王が素晴らしい。

本堂横から、奥の院に上がると
見事な庭園とちょっと終わりかけのボタンが綺麗とのことで、そこまで行ってみることにした。

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