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青森の友人と言うか、今は客先なんだけど
いつも東京出張でも、昼はコンビニ弁当とか近くの中華しか食べていないと普段から言っていた。
なにか東京っぽいものを食べたいと言うので
少々マニアックだが、浅草まで誘った。
新橋から浅草線で、快速?にのればたった10分、近いものだ。

浅草なら、大黒屋のごま油であげた天ぷら、天藤もいい、葵丸進も久しく行っていないなあ・・・なんて
天ぷらが一番に浮かんだが、天ぷらなら味の善し悪しはあるが青森でも十分美味しいものが食べれる。
今半のすき焼きも少々定番すぎる・・・・
どうしようか?と悩んだが浅草駅A1を降り江戸通りに出ると、目の前に「駒形どぜう」の看板が目に飛び込んできた。東京っぽいもの・・・どぜう・・・・これはいいってことで、即決した。

居酒屋などで柳川鍋なんかみることはあるが、どじょうそのままを食べる醍醐味はやはり専門店だ。
どぜうを味わうなら、割いていないまるのままがいい。
少々見た目にインパクトがあるが、沢山の長ネギをのせ、七味をぱらりと振って・・・・
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この店にはもう何年前位に来たか30年いや35年ぐらい前なので、味も忘れてしまったが
目の前にこのどじょうがでてくると、記憶回路が活発に動き
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どじょう汁を飲んで、記憶が完全に蘇ってきた。
このどじょう汁、もの凄く濃い、どろどろ感があり、口当たりは京都の雑煮を食べている感じ
でも汁は甘味と塩味がバランスがいい。
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さて早速どじょうへ
そのままを食べるわけだが、どじょうがトロトロなので、骨もひれも気にならない。
大量のネギを一緒にたべるので、どじょう独特の苦味も緩和される。

木炭でガンガンに熱しているのでアツアツ状態が続くが
ガスと違い、火を弱めたり止めたりできないので、食べるスピードは必然と早くなる
割り下を加え、煮詰まるのを防ぎながら食べるが、速さを要求される。
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私はセットを頼んだので
こんにゃくと豆腐の田楽がつくが、これがまたありがたい。
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どじょうは昔から大変栄養のある食材
先日のしじみつくしを食べたこともあるが、ここで疲れた内臓も回復させたいところだ。