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出雲大社で御朱印を頂いているとき、熊野にはいかれましたか?と聞かれた。
出雲國は、出雲大社とここ熊野2つの一宮が存在するが
私の愛読する諸国一宮・二宮・三宮(渋谷申博著)では
出雲國一宮は、出雲大社だけとなっているが
詳しく読むと、出雲の国のその昔、
古代から江戸期にかけては熊野大社の方が格上の神社だったらしい
出雲大社(杵築神社)は國つ神の社であるにたいし熊野大社は天つ神の社のようだ。
天つ神の天穂日命を始祖とする出雲國造は、熊野大社近くに居を構え、杵築大社に仕えていたそうだ。

現在全国一宮の括りでは、出雲國は、出雲と熊野2つが一宮としている。
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山あいにある神社だが
ここだけ広く開け、その歴史的な背景を受け神聖な雰囲気がある。
観光的要素が強くなっている出雲大社よりも、私はこっちのほうが好きだ。
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御祭神は、
伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命
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要は須佐之男の別名らしいが、
この地はやはり須佐之男の力は強いだろう。
一宮の御朱印と
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出雲國神仏霊場では15番に数えられている。
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見事なしめ縄は、出雲と変わらず
この日は神前式を上げていて、とても幸せない雰囲気が漂っていた。
私はもう銀婚式を迎える年齢だが、新婚当時の気持ちは忘れないでいたいと思う。
親戚でもない他人の結婚式だが、やはりめでたいねえ。
お幸せに。