米子と安来の間に第11番の清水寺がある。
10年まえだったら、まだ東北で野鍛冶めぐりをしていたが
最近は刃物めぐりもすっかりご無沙汰、安来といえば和鉄の聖地なのに
この関係で全然散策しないのもちょっと寂しい感じもしたが、今回は神社仏閣優先の散策だ。

今回、思えば昨日鰐淵寺を参拝できなかったので、この霊場めぐりでは始めての寺院になる。
HPで事前に情報をチェックすると、どうも山中にありそうなので、階段覚悟と予想したが、それは的中した。
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私が登り始めた時、参拝を終えた足の悪い初老の婦人に声をかけられたが、
「大変ですよ・・・」と教えて頂いた。
しかし、わたし的には珍しく階段の高さや幅が絶妙なので、登ってもあまり苦を感じなかった。
先ほどのご婦人は、足がお悪いから大変だったのだろうけど、それでも参拝できたのだからさほど過酷ではないと思う。

階段を一気に登って行くと
宿坊っぽい建物が見える。
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それを超えるとちょっと開けて
清水寺根本堂には、もう少し階段を登る必要がある。

階段を登りつめると、見事な狛犬が目を引く、。
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根本堂は大変立派なつくりで、御朱印はこのなかで頂く
規模の大きな寺なので、グッツも大変充実しているが
わたし的には、大好きな角大師を見れてとても嬉しかった。
角大師お守りも購入し、私のコレクションの1つになった。
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ここで角大師のことを書く
正確な名前は、良源といい、慈恵大師、元三大師、厄除け大師と言われる。
四国や西国霊場は空海(弘法大師)のゆかりの寺
ここで言う大師は、弘法大師を示すが
厄除け大師、関東厄除け三大師の佐野厄除け大師の大師は慈恵大師を示す。
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ざっくりと大師といえば、空海と良源を示す訳だ。
私は、関東三大師といえば、川崎(平間寺)、西新井(総持寺)、そして佐野かと思っていたら
佐野は厄除けなので良源、もう1つの弘法大師は観福寺だった。
多分大師と聞けば全て弘法大師だと思っている人が殆どだと思う。
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清水寺に話を戻すと、根本堂の裏手には見事な三重塔がある。
やはり冬の時期は、枯れ木なので少々地味な印象。
新緑の時期にも参拝したい。
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