ケーブルカーを降り、人の流れとともに大山阿夫利神社を参拝

大山ケーブル駅から、ケーブルカーで登った我々には
神社前の階段がとても長く感じるが、こんなのは序の口だった。
その帰り道、この神社までの坂道が大変なものだと気づくことになる。
イメージ 1

そんなこととは知らず、
まだまだ元気なので、苦もなく階段を登り鳥居を潜る
さすが関東総鎮守だけある、鳥居の国土安泰の文字が感慨深い。
イメージ 2

まずここの狛犬
前足の太さがとてもアンバランスさを感じる。
犬と言うより、ゴリラの様な雰囲気だ。
奉納者が横須賀関係と言うのも、惹きつけられるが・・・

拝殿前
イメージ 3

の左手に今度は小規模な富士塚みたいな山に
これまた狛犬が戯れている・・・これも面白い。
イメージ 4

御朱印は右手で頂けるが
ここは、御朱印廻りというより、トレッキングの中間点的な感じで訪れている人のほうが多い感じで
あまりもらっている人がいなかった。
イメージ 11

大山といえば、途中参道でも良く見られた豆腐が有名
豆腐といえば、水が綺麗というのが一番の条件になるので、大山=名水となる訳で
拝殿下はぐるりと回れるようになっていて、ここで大山の名水を飲むことができる。
イメージ 5

お参りも終了、本来ならここで山頂にある本社に向かうところだが
山道を登るほどの気合もないので、悩むことなくパス
90分の登りと案内に書いてあり、それを見ただけで視線から完全に消えてしまった。
でも珍しくかみさんは本殿向かって右手に進む見晴台には行ってみたいと言う。
私も、ほぼ平坦な道を歩いていく的な感じを受けたので、素直に従うことに。
見晴台までは1.3km
イメージ 6

しかしこの安易な選択は
ゆるい我々夫婦の大きな選択間違いだった。ちょっと大げさだけど、今日は特にアキレス腱付近の筋肉痛が凄い。
イメージ 7

まず、二重の滝が見所だが
滝の雰囲気があるものの水が一滴も流れていない。なんとも不思議な風景だ。
イメージ 8

橋の下を勢い良く流れる水を想像していただけに、ちょっと残念。

でもここから、平坦さはなくなり
微妙な登りに加え、ここから急激な登り坂になったりと予想したイメージとは雰囲気が変わってきた。
道幅は狭く、ところどころ雪が残り、片側が崖なので少々怖いが
小さい・・・、そうだなあ幼稚園ぐらいの子供も歩いているので、ちょっと驚いてしまった。

見晴台から下ってくるトレッカーもいるが
皆さんしっかりした服装で片手にはアイゼンをもっている人もいる。
ある程度山歩きを予想していたので、我々も山用の靴は履いているが、上着はタウン用のダウン
なんとも、山歩きでは一番舐めきった格好だ。

道上に、落石注意等の看板はあるが、見晴台まであと何m的なものがなく
たまにころころと落石を確認しながら、また道上にまだ新しい大きい石が転がっていたりで
ホームズ最後の事件のモラン大佐のことを思い出しながら、ちょっとハラハラ感を感じなながら歩く。
結構歩いた感じもしている上、当初予想より厳しい道のため心も萎えている中不安になってくる。
振り返ると、スタート場所の下社が予想以上遠くに見える。
イメージ 10

見晴台近くは、道は完全に固まった雪の上、この状態なら大げさだがアイゼンも理解できる。
そんな感じで時間的には大したことはないと思うが、気分的には随分歩いたなあ的な感じで到着
この日は、天気はいいけど街方面はもやっていて見晴らしは今ひとつだったが
妙な達成感をかんじつつ、戻った。
イメージ 9

戻り道は概ね下りという理由もあるが、不思議とあっという間に戻ってきた感じで
帰りの感覚からすると1.3kmぐらいの距離は納得できた。
大山ケーブル駅を10時20分に出発、大山阿夫利神社を参拝後、見晴台から戻って丁度12時だった。