法隆寺には何度も参拝しているが、法輪寺には5月に初めて参拝したぐらいなかなか行かないエリアだ。
法隆寺から歩いても十分行ける範囲なんだけどね。
自転車で散策した時、思ったよりも近くで驚いたが、驚いたのはそれだけではなく、収納された仏像の素晴らしさだ。
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境内は再建建築なので比較的新しい。
半端なく古い法隆寺とくらべ、建築物の真新しさは感じるが、雰囲気がとても良い境内だ。
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講堂に目指す仏が保管されているが
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新しいながら、三重塔も

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金堂も心が和む
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講堂には飛鳥仏が2体収められ、明らかに止利仏師系の風貌に感動する。
着色も残っているのも大変貴重だと思う。
中央の仏は、一木の十一面観音で平安期の傑作だ。
平安期の特徴である、大きな目、太い眉、分厚い唇がとてもいい。
このあと、寄木だが長谷寺で巨大な十一面をみることになるが、とても印象に残る仏の1つだと思う。

前回は、聖徳太子の御朱印を頂いたが
今回はご本尊を書いて頂いた。
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