上宮まで登り、参拝後建物の形をゆっくり眺めていると、中国人観光客が登ってきた。
逃げる様に私は、下宮まで降りていった。
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登ってきた道を右手にみて、左手に降りていく感じで
早朝の薄暗さが、木々の中にはいると一層暗く感じる。
昨夜は多分雨だったのだろう、地面もまだ乾いていなく、滑りやすい。

社務所まで戻ってくると、どうも左手には特徴的な橋があるようで、時間沢山あるので行ってみることに
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呉橋と呼ばれる橋のようでとても綺麗だが
注目は橋桁に引っかかっている草だ。
多分大雨で水かさが上昇し、現状より少なくとも2M以上もあったのだろう・・・怖い
氾濫しなくてよかった。
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来た道を戻ると、神宮寺・・その昔弥勒寺と言う寺があったそうだ。
宇佐神宮と弥勒との関係については、これも私の古い記憶
京都の太秦の基礎を築いた秦氏
聖徳太子から拝領した弥勒菩薩が有名だが、当時の秦氏と言えば
秦河勝が有名だ。
秦河勝もとても不思議な魅力のある人物で、ここ宇佐神宮のある国東半島は出生とも言われているようだ。
秦河勝は、新羅からやってきたとならった記憶がある。
新羅は弥勒と山岳信仰の地だから、宇佐、弥勒、秦氏の関係がなんとなく見える気がする。

この弥勒寺跡を見て、私のちょっとした疑問も解決した感じだ。

静かな境内をブラブラと過去の記録を思い出しながら歩くのも大変気持ちがいいものだ。
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社務所までまた戻り、御朱印を頂ける時間までまだ1時間もある
絵馬堂で、奉納された絵馬をみながら、椅子に座りゆっくりしていると、中国人ツアー客の見学が終わった様で
駐車場に戻っていった。