1日目は、予定より用事が早く終わり、2時間ぐらい時間ができたので
香川の残りを潰しておこうかと考えたが、2日目のハードな工程を考えゆっくり休むことにした。

2日目はどう動くか・・・・
四国の八十八箇所の寺は、7時から17時と受付時間が長い。
通常の神社仏閣なら9時から16時、早朝に動く私からすれば2時間の違いはとても大きい。
この日は高松に泊まったため、高松からの移動だと高知はちょっと遠い、愛媛はまだチャンスがある・・・・
そうなると残りは徳島、導かれる様に狙いを定めた。

本来巡礼は、番号毎にめぐるのが望ましいと思う。番号通り1歩、1歩進むことが修行・・・
また歩く順序を考えて寺の番号も良く出来ている、案内の石碑をみれはよくわかる。
私の場合の様に、別の予定をこなしつつ巡礼するとなると、正攻法ではちょっと難しい。
なので行ける範囲で、寺の番号を気にせずめぐるしかない。
四国八十八箇所では、逆打ちと言って88番から目指すパターンもあるんだよね。

そもそも四国八十八箇所は、徳島(阿波)が発心の道場ということで巡礼の入口になるが
香川(讃岐)は涅槃の道場として出口になっている。
私は、涅槃から攻めていた訳だ。
御朱印帖をみても、最初から書いてあると気持ちもいいが、私の場合は初めは空欄・・・
そんなことで、今回は徳島巡りに決定した。

徳島は、幸い高松からはあまり遠くもない、一般道だけでも1.5時間程度なのはありがたい。
そこで私の立てた工程は次の通り
実は、徳島には一宮もある大麻比古神社だ。
ここもクリアしたい。
御朱印を受け付けてくれるのは9時からなので、そこが分岐になる。
帰りの飛行機は17:45分なので時間的にも十分
これらのポイントを整理して
高速は、高松中央から白鳥大内で下り、一般道で下るルートを選択した。
ポイントは、大麻比古神社9時
ベストルートは、板野で降りてそこから第1番の霊山寺から順当に進むのだろうが
これだと7時からスタートして9時にまた戻ってこなくてはいけない、これは時間的に大きなロス
なので、以下の流れで攻めることにした。

9時まで
国道318号を南下し、
① 8番熊谷寺
② 7番十楽寺
③ 6番安楽寺
④ 5番地蔵寺
⑤ 4番大日寺
⑥ 3番金泉寺
⑦ 2番極楽寺
⑧ 1番霊山寺

ここで、大麻比古神社を挟み
後半は

① 17番井戸寺
② 16番観音寺
③ 15番國分寺
④ 14番常楽寺
⑤ 13番大日寺

ここで、一宮神社を挟み
難所の山越えルート

① 12番焼山寺
② 11番藤井寺
③ 9番法輪寺
④ 10番切幡寺

これで終わりだが、高松空港にもどるルート上に、
88番 大窪寺がある。
本来ここは、最後の最後結願で参拝することを考えていたけど
考えれば微妙な位置にある・・・・また再び参拝できる確率も大変低いと思われるので
ここに寄って、空港に向かうことにした。
今までに、1日でこんな凄まじいペースで巡ったことはない・・・・我ならが凄いと思う。