根香寺から車で10分もかからないぐらいの距離の白峯寺、でも歩くと結構厳しいだろうね。

香川を代表する霊峰の五色台
名前のとおりの五峯(黄・白・赤・青・黒)からなるらしいが
この五色・・・学研ムーではお馴染みの五色人と同じなんだね。土地名に色がつくと、過去の歴史を勝手に想像してしまう・・・・・ここは白峯の寺ってこと

歩きだと一ノ門から色々と境内を感じながら歩くのだが
車だと一気に駐車場へ・・・・期待感、気持ちの高ぶり感はちょっと弱い気がするね。
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山門を潜ると、正面に護摩堂がある。御朱印はここでもらう。
本来お参りしてから貰うべきだが、お遍路さんの団体がくると御朱印待ちの可能性も出てくるので
すいていれば、すぐにもらってしまう。
私の場合、半分は歴史散策・・・なんと言うか観光の延長なので、苦しんで歩いて参拝してお遍路さんのご利益の1/100以下だろうなあと思う。
なのでおねがいも沢山はしない、家族円満のみ・・・
ここの寺は規模も大きく、グッツ類も大変充実している。
今回から、着用白衣、輪袈裟、金剛杖を揃えて参拝しようとも考えたが、
心得がなっていないので、やめることにした。
でもポケットサイズの般若心経と数珠は持参はしている。
今回、輪袈裟を止める、ピンが気になったが、今思えば買っておけば良かったと後悔した。
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護摩堂をでて勅額門を潜る
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この先には、頓証寺殿があり、ちょっと雰囲気が変わる。
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相模坊大権現の像の横を、お堂の裏手は、崇徳天皇の御陵があるようだ。
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崇徳天皇と言えば保元の乱、怨霊系では一番のエリートに位置づけられると思う
なんと言っても、死んでから、これってひょってして呪いかも??って菅原道長的な感じではなく
生前に、呪ってやるぞ・・・・と宣言している系なので、やはり気持ちの入り方が違うよね。
そんな不のパワー満載のエリアだけど、歴史好きには避けられない場所、しっかり気持ちを込めて手を合わせた。

ここをでると今度は左に階段を上がっていく。
いつもなら散々歩いての階段なので、とてもしんどいが、移動を楽しているので足がとても軽い。
それに大荷物は車に置けるから、手持ちが軽い・・・・なんといってもこれが一番楽だ。
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登りきると本堂になる。
独特なつくりの五重塔が目を引くが、この場には本堂を中心に、阿弥陀堂、大師堂がある。
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この位置から、見下ろす形で、行者堂、薬師堂を望む

この時期になると、蝉の鳴き声も随分弱い
変わって秋虫の鳴き声が心地いい。