高台寺では、圓徳院の拝観を含めたセットで購入したので台所坂を下り圓徳院へ
でもその前に、さすがにこの暑さ、お腹はホテルで沢山の朝食を頂いているので空腹まではいかず
でも喉が乾くよね・・・・ってことで、この界隈の散策では定番になった、三面大黒の都路里さんへ
京都辻利の関連店なので、味は確かでも四条通りの辻利の店の大行列を考えるとここは比較的空いていて
ゆっくりできるのがいい。
我が家も、毎度ながらここで一服して
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圓徳院へ
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実はここは始めてだった。
昔ながらの日本家屋の良さを実感できる。
部屋の中にいい感じで風もながれ、さすがに暑いがそれでも風が心地よい
中庭ではメジロと雀が水浴びをしていて、この暑さでは羨ましい。
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さて、高台寺の参拝も終了したこのあとどうするか・・・・
facebookに登録している京都関係の記事の中で、大雲院の記事に目が止まった。
大雲院、高台寺と八坂神社のちょうど中間に位置する寺だが、実は参拝したことがなかった。
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ランドマークとなる祇園閣が少々怪しげな宗教団体と勘違いしていたためだったが
行ってみて驚いた。
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立派なご本尊の前に、丁寧に説明を頂き
この寺の歴史、祇園閣の建設時の話などを聞け大変勉強になった。

この寺の見所は、やはり祇園閣に登っての眺望だと思う。
見晴らしと言えば、将軍塚や南禅寺の山門からのイメージが強いが、ここもまた見事だった。
高い位置から見下ろすのは、やっぱり気持ちがいい
当時の豪族や有力者が、高い建物を作りたくなる気持ちも、この眺望をみればとても理解できるが・・・
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やはり京都も変わったと感じざるを得ない。
そもそも、今回の京都旅行で祇園祭り時期を選んだのも
岩下志麻さん主演の古都の映画での雰囲気を感じたかったからでもあるが
まあ、浴衣でブラブラし鴨川を渡るのはいい、火が点った提灯をみながら八坂神社を参拝するのもいいが
なんともさびしいのは京都の街の風景だ。
祇園閣からみる京都の街は、黒い瓦屋根の家が殆どなく、古都京都を感じる風景が完全になくなってしまっている。景観を損ねる建造物は造れないとのことだが、全体を見渡すと京都の古都のイメージは完全になくなっている。

本堂に置かれた涅槃仏のまえで喜んで写真を撮っていると
いつのまにか、外国人の観光客が写真を撮りたくて並んでいた。
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我が家では、かみさんが店に入ると急に客が増える現象を見ることが多い
こんなかみさんを我が家では、仙臺四郎と呼んでいる。(笑)